エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】優木まおみは下積時代に、TV番組で虫まで食べた。

現在はマルチなタレントとして活躍する優木まおみだが、過去には各局のアナウンサー採用試験に落ちたりと辛い下積経験がある。3月30日放送『はなまるマーケット』(TBS系)のはなまるカフェのコーナーに出演した優木は、下積時代に出演した番組の映像を見ながら当時を振り返った。

佐賀市に住んでいた学生時代から、アナウンサーになることを夢見ていたという優木まおみ。
「アナウンサーになるには、東京の大学へ進学しよう。」と考え、高校を卒業後上京。大学2年生の時には仮ではあるが、現在の所属事務所の生島企画室に入りアナウンサーの採用試験に向けて日々勉強を続けていた。ところが本番の試験を受けた局は全部、不採用であった。「ここ(TBS)も、ダメでした。」と話す優木。だがこれからが、苦労の始まりであった。

大学を卒業後は正式に生島企画室に入り、芸能界デビューも果たす。23歳の時「可能性を探るためにも、歌にも挑戦してみよう。」と事務所から提案され、CDも発売し秋葉原でキャンペーンも行った。その時のプロモーションビデオを見ると歌も上手く、アイドルっぽい可愛さもあったのだがあまり売れなかったらしい。
その後は、バラエティ番組にも出演。『世界ウルルン滞在記』(TBS系)ではタイのある村で、色々な虫の料理を味わう企画にリポーターとして参加。躊躇無く、イナゴやらクモまで平らげた。その食べっぷりは見事だったようで、この番組を良く見ていた岡江久美子(はなまる司会)も「この子、スゴイ!」と、記憶に残っているのだという。

どんな事でも体当たりで挑戦するも、なかなか芽が出なかった優木。グラビアの仕事に話がきた時には25歳になっていたが、「これが最後のチャンスかも。」と思い引き受けたのだった。当時は自分より年上のほしのあきがグラビアで大活躍していたのも、大きな励みとなったようだ。

そのグラビアデビューが成功し、「エロかしこい」というキャッチフレーズとともに大人気となった優木まおみ。
今まで彼女は「これは、できません。」と断ることはせずに、「何でも、やってみよう。」という姿勢で仕事をやってきたのだと語る。彼女の現在の成功は与えられたものではなく、自ら勝ち取ったものだというのがよく分かった。それだけ努力をする、精神的にタフな女性である。
(TechinsightJapan編集部 みやび)