エンタがビタミン

writer : miyabi

「伝言調の情報には要注意。」悪質なチェーンメールなどに、振り回されないために。

東日本で巨大地震が発生した直後から、悪質なチェーンメールが蔓延している。それらの情報に振り回されない為には、どうしたら良いのだろうか。

3月16日放送の『あさイチ』(NHK総合)では、電気が復旧した岩手の被災者から次のような怒りの声が届いた。
「親族の安否確認など緊急な用件があるのに、悪質なチェーンメールや迷惑メールがたくさん届いて非常に腹立たしい。」

基本的に伝言調の情報「…から聞いた。」という内容は要注意である―というのが、専門家の意見だ。例えば―

・「…の社員から聞いた。」
・「テレビで、…と言っていた。」
・「…に勤める友達のお父さんが言っていた。」

新しいものでは、「国連関係に勤める姉の友達が言っていた。外国では“日本から脱出しなさい。”と、退去命令が出ている。」という内容だという。

震災に関する情報を、外部から被災地の方に伝えるときは特に慎重になって欲しい。公的機関などに自ら確かめるなど、情報の突合せを必ずやることが重要である。ネット情報が暴走し、誤った情報や不安をあおる内容を広めないためにも、各自が冷静な対応をとることが大切だ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)