イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達・番外編】追悼ネイト・ドッグ。親友スヌープ・ドッグがタトゥーで腕に似顔絵を彫り偲ぶ。

(親友に捧げる追悼タトゥー。)

今月15日、ラッパーでR&B歌手のネイト・ドッグ(円内写真)が41歳の若さでこの世を去った。26日の葬儀の後、彼の従弟で親友でもあったラッパーのスヌープ・ドッグ(38=写真左)が、腕に追悼の似顔絵タトゥー(写真右)を彫ったことをツイッターなどで明らかにした。

スヌープ・ドッグ、ウォーレン・G、そしてドクター・ドレーらと共に西海岸の「Gファンク」ヒップホップシーンを盛り上げた故ネイト・ドッグ(本名:ナサニエル・ドウェイン・ヘイル)。ネイトは07年、08年と2回、心臓発作で倒れ体の左側が麻痺。以後リハビリ療養中で、一部では回復傾向にあるとも伝えられていたが、今月15日に突然死去した。死因は以前の心臓発作に起因する合併症のためということだ。葬儀は26日、およそ1000人が参列する中、カリフォルニア州ロングビーチのQueen Mary Domeにてしめやかに営まれ、スヌープ・ドッグらが弔辞を読み上げた。

スヌープとネイトは従弟であったばかりでなく、共に高校に通った仲。親友を失った悲しみについて、スヌープはツイッターにこのように書き込んだ。「オレ達はヒップホップとR&Bの真のレジェンドを失った。1986年、オレが高校2年のときに出会って以来の親友でブラザーだったお前。愛してるよ、バディ。お前は永遠にオレと共にいる。(中略)また天国で会おう。あのスローガンは知っているだろ。全ての “ドッグ”は天国に行くんだ。」

その後スヌープは25日「何か特別なものを体にインクで彫る」とツイートして、ロサンゼルスにある人気タトゥーアーティストのミスター・カートゥーン(本名Mark Machado)の元を訪れた。ミスター・カートゥーンはエミネムやビヨンセ、カニエ・ウェストら数々の著名人を顧客に持つ超売れっ子だが、スヌープの「ネイトの葬儀を前に追悼タトゥーを彫りたい」という急ぎのオーダーを快く引き受けたのだろう。スヌープの左腕の肘から下の部分に、ネイトの写真を見ながら、まずはリアルな似顔絵を彫り入れた。続いてその下にはスヌープとネイトのスローガン、「All Doggs go to Heaven (全ての “ドッグ”は天国に行くんだ)」のカリグラフィー調文字を書き入れた。

親友スヌープの腕に永遠に生き続けることになったネイト。きっと天国からスヌープの音楽活動を見守ってくれるに違いない。ご冥福をお祈り申し上げたい。

画像=http://www.youtube.com/watch?v=1plPyJdXKIY 及び
http://yfrog.com/gzq44woj より

(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)