エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「全然分かりません」。マニアックすぎる73歳・加山雄三のエコ談義に石井竜也もお手上げ。

若大将、加山雄三も73歳となるのだが精力的な活動をこなすそのパワーは年齢を感じさせないほどだ。ラジオ番組にゲスト出演した加山雄三はエコの取り組みについて語ったが、その内容の難しさにパーソナリティの石井竜也も困惑した。

加山雄三は昨年デビュー50周年記念シングル「座・ロンリ―ハーツ親父バンド」をリリースした。演奏は武道館公演の為に結成した『加山雄三とザ・ヤンチャーズ』によるもので森山良子、谷村新司、南こうせつ、さだまさし、THE ALFEEという加山雄三フリークのメンバーが参加して話題となった。
まだまだ60周年も親父バンドのノリで続きそうな勢いの加山雄三が、2月18日に放送されたTOKYO FM「石井竜也のディア・フレンズ」に出演した。

石井竜也といえばミュージシャン以外でも絵や彫刻、デザインそして映画監督など多方面で活躍しているが、その彼をして加山雄三の多彩さには脱帽するのだ。
特に石井が驚いたのは加山が作成した船の設計図だった。石井は美術に通じているだけに船の設計がいかに難しいかを知っている。加山の設計は実に素晴らしいものだったのである。

大学卒業までに8隻の船を造ったというほど船を愛する加山は、エコの視点から船を動かすことについて語りだした。彼は昨年、政府が地球温暖化防止に関して「2020年の温室効果ガス排出量を1990年比で25%削減する」ことを目標として行った『チャレンジ25キャンペーン』の「応援団キャプテン」に任命されたのだ。
加山は「それ以来、エコに興味がわいちゃってさ~」とガソリンやガスなどの化石燃料だけでなく風力発電にも頼らない燃料を開発することに取り組んでいると話した。
「海水から浸透圧の原理で水素を取り出す方法なんだよ」と加山が詳しく話そうとしたところで石井竜也が待ったをかけたのだ。「加山さん! 言ったことが全然分からないんですけど!?」と石井は降参宣言したのだった。加山もそれ以上は語らなかったが「じゃあこの話は次回に…」と諦めてはいなかったようだ。

加山雄三は鉄道やゲーム、UFOにも通じておりそのどれもが語りだすと止まらないほどのマニアなのだ。それに加えて今度はエコの先進技術を開発するプロジェクトを立ち上げたのである。73歳とはいえこれからも彼はさらに何かをやってくれそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)