イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達・番外編】アーノルド・シュワルツェネッガー元知事、俳優業本格復帰にゴーサイン!

任期を満了し、カリフォルニア州知事を先月退いたばかりのシュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガー(63)が、早くも俳優業に復帰しそうだ。自身のツイッターで、エージェントにゴーサインを出したことを明らかにした。

シュワちゃんは11日、自身のツイッターで「エキサイティングなニュースがある。キャスティングエージェントの友人達が過去7年の間、いつ私が映画出演のオファーを真剣に受けてくれるのかとずっと尋ね続けてきたわけだが、きょう彼らにゴーサインを出した。」とコメント。公式にキャスティングのオファーを受ける用意があることを、明らかにした。

知事時代にも、親友シルヴェスター・スタローン監督主演のアクション映画「エクスペンダブルズ」(10年)のほか、「ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン」(03年)、「80デイズ」(04年)などいくつかの映画にカメオ出演していたシュワちゃん。しかし、気になる本格復帰第一作はどんな作品に?

映画情報サイト「Cinematical」によると、シュワちゃんには現在、非公式ながら3つの企画が浮上しているそうだ。そのうちの1つが、映画「ブレイブハート」などで知られる脚本家/監督のランドール・ウォレス氏が製作を企画中の「With Wings as Eagles」という戦争映画。第2次世界大戦中のドイツ兵で、命令に背き捕虜を助け出すヒーローをシュワちゃんが演じるという企画だ。製作側は主役にシュワちゃんを熱望しているとか。

しかし、政界に進出し知事業に精を出してから約7年が経過し、シュワちゃんも御年63歳。これからは以前のような激しいアクションは期待できないかもしれない。シュワちゃん自身も、先月のインタビューで「激しいファイティングシーンや、撃ち合いのシーンなんてのは、もう出来ないなあ。将来はもっと年相応の役を選ぶ必要があるね。」とちょっと弱気な発言をしていた。

しかし、シュワちゃんが知事を退くときに、カリフォルニア州に残していった財政赤字250億ドル(!)というウルトラ緊急事態を考えれば、映画でちょっとしたアクションをやってみせることくらい、いとも容易に思えそうなものだが、いかがだろうかシュワ元知事? 彼が銀幕に戻ってくるのはなんとも嬉しいことだが、アクションのないシュワちゃんなんて、なんとも間が抜けている。老体にむち打ってでも、長い間待っていたファンのために、ぜひがんばって欲しいものだ。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)