米国発!Breaking News

writer : techinsight

【米国発!Breaking News】GPSで生徒の居場所をチェック。「さぼり」防止対策プログラムを試行。(カリフォルニア)

アメリカの学校は、学校中退につながるとして生徒の「さぼり」には特に神経質になっているが、このほどロサンゼルスの近郊、アナハイムではカリフォルニア州で初めて、生徒にGPS機器を持たせ、行動を追跡しようという試みが開始された。KTLAニュースが18日伝えている。

アナハイムユニオンハイスクール・ディストリクトが施行するGPSトラッキングプログラムは試験期間6週間で、デールジュニアハイスクールおよびサウスジュニアハイスクールの75人が対象となる。

参加した生徒は1日5回、機器にコードを入力してその居場所が追跡できるようにする。このプログラムにかかる費用は1万8,000ドルで、全て州の助成金で賄われる。

このプログラムはこれまでサンアントニオやボルティモアで行われ、成功を収めているというが、保護者の間からは「生徒を犯罪者扱いするものでやりすぎ」との声も多くあがっている。
(TechinsightJapan編集部 あきながまさこ)