イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達】ナタリー・ポートマン激白、“『Black Swan』撮影中、死を覚悟したことも。”

最新作『Black Swan』で “デヴィッド” 役を演じたバレエダンサーのベンジャミン・ミルピエ氏と、この度めでたく婚約を発表、妊娠中であることも分かった女優ナタリー・ポートマン(29)。かなりハードな撮影の状況が次々と語られる中、本人も幾度か “死” を覚悟したと告白している。

精神面でトラブルを抱え、悪夢にさいなまれては自分をどんどん追い詰めていくプリマ・バレリーナ、“ニーナ・セイヤーズ” になりきろうとするあまり、ダーレン・アロノフスキー監督が真剣に心配するほどポートマンが痩せてしまったことも、大きな話題になっていた。

この『Black Swan』での熱演により、今やアカデミー賞「主演女優賞」争いの筆頭に立ったと言われている彼女だが、この度『Entertainment Weekly』誌に、こう激白している。

「ニーナの世界に、いつの間にかすっかりのめり込んでいたの。彼女の人格に同化して行く自分を感じたわ。一緒になって落ち込んでしまい、死の文字がチラつく夜が幾度もあった。こんなこと初めての経験よ。」

ところで彼女は、すでに解決しているものの、撮影中には2つのモヤモヤを心に抱えていたそうだ。まずは、これほど優れたストーリーなら、誰か他の人によってすでに映画化されているはずという懸念。リメイク、二番煎じのような映画では話題はさらえない、賞争いにはつながらないからである。

そしてもう1つは、本当にお客さんが入るのかということ。周囲から「女性がスリラーものを避けるように、男性はバレエ映画などに興味を持たない」と言われることは、やはり辛かったと言う。だが今は自信たっぷりに、「大丈夫。この映画には “誰もが見たがるようなレズビアン・セックスシーン” があるから」と答えるそうだ。

またまたぁ、そんなご謙遜を…。激ヤセし、自らもうつ症状に苦しみながら狂気のプリマ・バレリーナを演じきったポートマンの女優魂こそが、この映画の最大の魅力でしょうに。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)