米国発!Breaking News

writer : testjournalist

【米国発!Breaking News】相次ぐ謎の大量死。今度はワシントン近郊で大量の魚の死骸を発見。

アメリカのワシントン近郊のチェサピーク湾で6日、約200万匹の小魚が死んでいるのが見つかった。世界各国で鳥や魚の大量死が相次いで報告されており、アメリカのメディアも大きく取り上げている。

チェサピーク湾に接するメリーランド州の環境保護当局の報告によると、死んだ魚は体長10センチほどのスポットと呼ばれる幼魚。スポットは寒さに弱く、死因は海水温が低下したことだとみられている。チェサピーク湾では12月、過去25年間で最低の0.5度という水面温度を記録していた。

年末から年始にかけて、アメリカ南部のアーカンソー州では約5000羽のムクドリモドキやニベという魚約10万匹の死骸が発見されたほか、南部のルイジアナ州では500羽の鳥の死骸も発見されている。そのほかに海外でも、ブラジルでは100トンの魚が死亡したほか、ニュージーランドでも魚、スウェーデンでは鳥、イギリスでは蟹と、相次いで大量死が報告されている。

実はこの8ヶ月で、北米だけで動物の大量死が95件も発生しているとの報告があるが、専門家は「世界の終末の前触れではないので、過剰に心配する必要はない」と言っているという。
(TechinsightJapan編集部 CHIKAKO)