エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「端っこが好きだった」。矢口真里がモー娘。時代の実態をポロリ発言。

元モーニング娘。の矢口真里は今もタレント、歌手として人気が高い。テレビ番組でスイーツ店のロケに出演した彼女はおしゃべりの中でモー娘。時代の秘話を明かしてしまった。

12月10日に放送された「ぐるぐるナインティナイン」の『恋人選びの旅』に矢口真里も参戦した。
復帰した岡村隆史もすっかり調子を取り戻している様子で、番組のテンションも高かった。矢口も共演のスザンヌ、益若つばさ、小倉優子、小森純らと都内のおすすめスポットを満喫したのだ。

2軒目となる世界一のジェラートが味わえる店『デリッツェフォリエ代官山店』で見た目も楽しめるジェラートを前に進行の矢部浩之が矢口真里に話しかけた。
色とりどりのジェラートが並ぶケースを嬉しそうに見ている矢口真里に「センターが好きですか?」と矢部は問いかけたのだ。彼が純粋にジェラートのケースの中で「真ん中辺りが好きなのか?」と尋ねたのか、それとも「モーニング娘。でセンターを取って歌うのが好きだったのか?」と問うたのか、その真意は分からない。
しかし、矢口真里は後者ととらえたのだ。「私、センターよりも端っこが好きだったんですよ!」と彼女は答えた。そして「センターはシングルが売れないとその子のせいになっちゃうんですよね」とモー娘。時代の内情を明かしたのである。

確かにモー娘。のシングル曲で矢口真里がセンターとなったのは2002年にリリースされたTBSの『ソルトレイクシティオリンピック』のテーマソングとなった『そうだ!We’re ALIVE』だけである。
しかもこの曲ではメインボーカルがなく、全員が同じ比重で歌うというアレンジなのだ。つまりセンターではあるがメインボーカルではないという従来にないパターンだったのだ。
矢口真里は2000年のヒット曲『恋のダンスサイト』にある「セクシービーム!」のキメ台詞で一躍人気が出たが、なぜかセンターを取る事はなかった。
おそらく当時は悔しい気持ちもあったのではなかろうか。そんな気持ちが矢部の問いかけでつい口に出てしまったようだ。

今は当時からメンバーも入れ替わったモーニング娘。だが人気の高い道重さゆみがバラエティ番組で「センターを取るまではモー娘。を辞めません」と宣言していた。
彼女も未だセンターを取ったことがないのだ。先輩矢口真里のこの言葉を道重さゆみが聞いたらどう捉えるのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)