ロングビーチで12日、35歳の男性が警官に包囲され射殺されるという事件が起こったが、男性の父親は息子が持っていたのは水まき用ホースの蛇口だと証言している。KTLAニュースが14日伝えた。

事件が発生したのは12日午後4時40分、オーシャーンブルバードのアパートの外。警察からの詳しい公式発表は未だないが、目撃者の証言によると、男性はアパートの近くのポーチに銃らしきものを手に持って座っていたという。ロングビーチ警察署の警官が周囲を包囲した後すぐ、男性は銃殺された。付近から男性が持っていたと言われる銃は見つかっていない。

父親のマーク・ザービーさんは「息子は酒を飲んでいたが、どうして撃たれなければならなかったのか。息子が持っていたのはホースの蛇口で、その場にいた警官は銃ではなかったことが分かったはずだ」と、ロングビーチ警察署からの回答を待っている。
（TechinsightJapan編集部　あきながまさこ）