エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】クドカン感激。映画『ゲゲゲの女房』を水木しげるが、最大の称賛。

大ヒットしたNHK朝のテレビ小説『ゲゲゲの女房』(2010年9月終了)。同名の映画(11月20日公開予定)で水木しげる(武良茂)役を演じるのが、宮藤官九郎である。この映画の試写会では水木しげる本人が、彼らしい態度で最高の評価を表してくれたという。

11月14日の『TheサンデーNEXT』(日本テレビ系)でインタビューに答えた宮藤官九郎。
喫茶店で過ごしたり、街を散策したりして人間観察をよくしているという。公園の中で「お前、カネ返せないならよぉ~。」と大声を出しながら携帯で話している男の人を見かけたとき、“借金の行方が気になって”後を付いて行ったこともあるそうだ。
考え事をしながらニヤニヤして歩いていることもあり、そういうときは警察官から職務質問される。聞き手の徳光和夫から「でも昔の話でしょ。」と聞かれると、「今でも、いつもされますよ。」と官九郎。彼曰く、自分は歩いているとき何のオーラも出て無いと思う―と笑っていた。

官九郎が演じた水木しげるの健康の秘訣は、『とにかく睡眠をとること』。就寝時間と起床時間を崩さないことはもちろん、興味のないことや退屈な話を聞いているとすぐに居眠りをしてしまうそうだ。そんな水木しげるが、映画『ゲゲゲの女房』を見たときは全く居眠りをせず、隣に座っていた自分の娘に色々質問をしていたと聞き、官九郎はとても嬉しかったと話す。徳光和夫は「それは水木さんからの、最大の称賛ですね。」と笑った。

多方面で才能を発揮する宮藤官九郎。しかしお金の管理は苦手なので、自分で使うお金は月々のお小遣い制だという。それは、5歳年上で16年連れ添っている妻に任せている。だからこそ安心して、仕事に没頭できるのだろう。
(TechinsightJapan編集部 みやび)