エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「普通は脚をほぐすのに」。“あの”マラソンで、はるな愛を苦しめたのは“胸のシリコン”だった。

「24時間テレビ33 愛は地球を救う」(日テレ系)で初のニューハーフマラソンランナーとしてはるな愛が85kmのマラソンを完走した。それからおよそ1か月が過ぎ、はるな愛がマラソン中の意外なトラブルを明かした。

タレントのはるな愛が24時間テレビのマラソンを走ることが決まった時には様々な憶測が飛び交った。「化粧が汗で流れるのはどうするのか?」は現実的な問題だったが、整形手術やニューハーフとしての手術も受けているので「マラソンには耐えられないのではないか?」との声も出ていたのだ。だが、はるな愛は8月28日から29日にかけて85kmにおよぶ距離を走破して日本武道館に放送時間内にゴールすることができたのだ。

9月30日放送の「ダウンタウンDXDX 秋の2時間スペシャル」ではその時の状況をはるな愛と24時間テレビ総合司会を務めた徳光和夫が語った。
はるな愛はやはり意外なトラブルに見舞われていたのだ。これまでのマラソンランナーが休憩所に入るとトレーナーは脚を念入りにマッサージするのが常だった。ところがはるな愛の状態を見たトレーナーは、脚よりも背中をほぐした方が走り続けられると判断したのである。

実は、はるな愛も走りながら息苦しくなってくるのを感じていた。彼女は豊胸のために入れているシリコンが揺れないように背中に力を入れて走ったため、背中がパンパンに硬くなり呼吸も辛くなってきたのである。トレーナーは彼女の脚よりも背中を念入りにほぐしながら「普通は脚をマッサージするのにこんなの初めてだ」と話していたという。

そんな過酷な状態ではるな愛は完走したのである。彼女が武道館へ近づいてきた時に、感動しながら実況中継したのが徳光和夫だった。ただ、彼は根っからのアナウンサーだけにありのままを伝えていたのだ。

武道館に近づいて来るはるな愛をカメラがとらえると、徳光は「上半身と下半身が別人のようになって走っています」と中継した。これははるな愛のメイクが落ちて、いつもの顔とは違うことを暗に表現したのだ。
徳光はさらに興奮してくると「口元は微笑んでおります。目は苦しさを訴えております」とその表情に触れて「もう、はるな愛から大西賢示の顔になっています」とズバリと言ってしまったのである。

スタジオでこの時のビデオを見た徳光和夫はそれでも遠慮していたことを明かした。実は彼は当日、はるな愛に贈ろうと川柳を準備していたが「素晴らしい力走だったので言えなくなった」というのだ。そしてスタジオで遂にその川柳を公表したのである。
「はるなから 賢示に変わる 午後7時」
という作品で、午後7時に詠む予定だったという。どうしても大西賢示に触れたかったようである。そんな徳光和夫だがはるな愛が子どもの時から筋肉がつくのを避けるために体育の授業を欠席したことなども知っており、今回の完走がいかに大変だったかを語り称えていた。

はるな愛はマラソンのために生まれて初めて運動して筋肉をつけたので、男性ホルモンが増えて脚のスネ毛が生え出して大変なことも明かした。完走後にも思わぬ事態が起きているようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)