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writer : techinsight

【エンタがビタミン♪】「初めて母抜きで美容院行った。」ユージ、“超マザコン”克服なるか?

曾祖父がドミニカ共和国元大統領という、セレブなハーフモデルのユージ。面白キャラでバラエティ番組でも活躍中の彼だが、実は仕事に支障をきたすほどの超マザコンであることが判明した。

元モデルである美しいお母さんのことが大好きというユージ。携帯の待ち受け画面も母親の写真である。多くのことに母親を介しているため、いちいち母親と連絡をとらないといけないことが多く、マネージャーも困っていると言う。たとえば急に具合が悪くなったときでも事務所が手配した病院には行かず、母親が紹介した病院にしか行かないそうである。「だって、お母さんが一番ぼくの体のことを知ってくれているから」とユージは言う。連絡を待っている間に症状がひどくなったらどうするのか、マネージャーは気が気ではないだろう。

また、彼女を作るのにも“母審査”なるものがあるという。母親と彼女候補の女の子とユージとの三人で食事に行って会話をした後、母親から「あの子は性格がきついからやめなさい」などと審査の結果が伝えられるそうである。

そして美容院もいつもお母さんと一緒に行くと言うユージ。美容師さんにどういう風に切ってほしいかを説明するのも母親、カットが終わった後に確認するのも母親。ユージはただ切られているだけなのである。モデルの先輩としての母親の美的センスに敬意を抱いているという理由もあるのだろうが、まるで小学生である。だから母親がいないと美容院に行くこともできないのだ。撮影の前などすぐに切ってほしい時があっても、母親の連絡待ちになってしまう、とマネージャーは嘆く。モデルとしての仕事に支障をきたしてしまうユージのマザコンぶりに困っている様子だ。

そこで、8月31日放送の「捨てる恋あれば拾う恋あり」で、ユージが初めて一人で美容院に挑戦した。「お母さんが大好きだからマザコンは治せないけど、事務所とはお母さん抜きの一対一の関係を築きたい」と自立宣言をしてのチャレンジだ。担当の美容師さんも「お母さんがいないと不安」と言うほどユージの母親の力は強いようだが、カットは成功して納得のいく仕上がりになった。見事、マザコン克服への第一歩を踏み出すことができたようである。

少子化の影響か、仲の良い親子は増えている。マザコンという意識はなく、母親と仲がいいのは当たり前という男性も多いだろう。マザコン男と聞くと女性は引いてしまいがちだが、実はマザコン男性は、自然に女性に気を遣うことに慣れていて優しいという説もある。彼らはいずれマザコンから自然に妻コンに移行していくようであるから、そんなに悪いことではないのである。ただし社会人としては、母親が大好きなのはいいけれど、母親がいないと決められないという性格からは卒業しないといけないだろう。
(TechinsightJapan編集部 大藪春美)