クエンティン・タランティーノ監督と共に『イングロリアス・バスターズ』や『パルプ・フィクション』、『キル・ビル』といった多くの作品を手掛けてきた映像編集者、サリー・メンケさんが現地時間の28日朝、ロサンジェルスの山林地帯で遺体となって発見された。

幾度も大きな賞に輝き、またノミネートされてきた敏腕映像編集者のメンケさん。28日朝、愛犬と共に散歩すると家を出たまま戻らないため、同居の友人が心配して捜索願を出した。

ロス市警は、ヘリを含む大掛かりな捜索を数時間に渡り続けたが、ついにハリウッドの東端に位置する広大な山林地帯、グリフィス・パークの峡谷にて姿を発見。しかしすでに心肺停止状態であったという。死因などはまだ発表されていない。

メンケさんの訃報に、タランティーノ監督もがっくり肩を落としていることであろう。『キル・ビル』は是非あと1作品は見てみたかっただけに、ファンとしては大変残念である。

『キル・ビル』と言えば、俳優デヴィッド・キャダラインが昨年6月、タイ・バンコクのホテルの一室で手と性器をロープで縛った上、吊るされた変死体で発見されている。
画像：movieonline.comより。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）