8月にラスベガスの恋人とドライブ中、バッグにコカインを所持していた疑いで逮捕されたパリス・ヒルトン（29）に対し、米ネバダ州の裁判所は現地時間の20日、執行猶予付き禁固刑1年、罰金2000ドルという有罪判決を言い渡した。その直後に東京に飛んだパリス。しかし成田で入国を拒否され予定されていたイベントは中止。大人しく出国するようだが…。

日本時間の21日夕方、チャーター機で成田空港に降り立ったパリスだが、東京入国管理局成田空港支局は有罪判決の情報を基に、入国審査を慎重に進めたいとして、パリスとその一行を空港内の指定のホテルに宿泊させた。

6時間もかかった入国審査の結果は「拒否」。翌日改めて審査を再開することになった。今回の東京行きは、22日に六本木で開催される予定であった「Paris Hilton」ブランドの秋冬新作発表会という目的であったが、イベントは中止となり、同行の妹ニッキー・ヒルトン（26）もつまらなそう。

実はパリス、東京でのイベントに続いて25日には、インドネシアのジャカルタにある「Grand Indonesia」というショッピングモールにブティックをオープンさせることが決まっており、そちらに向かったらその後はマレーシアへと、今回のビジネス・トリップは大変重要なものであったそうだ。

違法行為に大変厳しいこうした国々が彼女の入国を許すわけもなく、両方の店は今、パリスの来訪が可能か不可能か、関係各所に慌てて照会し、パリスの代理人と調整を図っているという。

ちなみにパリスはコカイン所持の事実を認め、司法取引の結果、薬物依存克服プログラムを受講することと、200時間の地域奉仕活動を裁判所に命じられた。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）