エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】偶然? 演出? TOKIO松岡昌宏とゆずがパリの街で奇跡の遭遇。

国内ロケで有名人同士が偶然にも遭遇することは見かけるが、海外ロケでは滅多にない。ましてJ-POP界の大物、TOKIOとゆずが遭遇する可能性は限りなく低いはずだ。

それは突然起きて、アッという間に終わった。9月26日のテレビ「ザ!鉄腕!DASH!!」でのことだった。
番組の企画でTOKIOの松岡昌宏はパリの都を訪れ、シャンゼリゼ通りを2階建バスの2階席に乗って目的地を目指していた。バスの2階は屋根が無くオープンなので松岡の姿もよく見えた。
するとバスとすれ違う乗用車から誰かが「どーもー!!」と声をかけてくるではないか。松岡がその声の主を確認するとなんとゆずの北川悠仁だったのだ。
「えーー!」と驚き、喜びながら手を振り合い別れていく2人だった。

松岡昌宏はこの時「~すべての道はローマに通ず~3000歩でローマにたどり着けるか!?」という企画でパリの凱旋門をスタートしてローマの名所トレヴィの泉まで約1100キロを3000歩で行くという挑戦をスタートしたばかりだったのだ。

一方のゆずは現代芸術家・村上隆氏の個展に招待されてパリのベルサイユ宮殿を訪れたところだったのである。
ゆずは2002年にリリースした「アゲイン2」のCDジャケットのイラストを依頼したことでお互いに知り合い、以降も北川と村上氏のコラボで絵本「けばけば」を出版するなど影響し合う関係なのだ。

ゆずがラジオ「オールナイトニッポンGOLD」で話したところでは、ベルサイユ宮殿で9月14日から始まる村上隆氏の作品展で、その前に行われたパーティーに参加してオープン前の個展を見せてもらったとのことだ。3泊5日だったのでパリで松岡と遭遇したのは9月10日から13日の間での出来事となる。

この奇跡的な出会いをした後、松岡はゴールのトレヴィの泉まで後18メートルの地点で3000歩に達した。そこから泉に向けてコインを投げるがわずか1メートル届かなかった。
別ルートからやってきたTOKIOの山口達也は泉まで残り26メートルで3000歩に達した。しかし彼はコインを泉に投げ入れることに成功したのである。惜しくも松岡は敗れてしまった。

ゆずの方はというと、この後帰国して9月15日には「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングに登場しているのだ。
どちらも凄まじい速さで活動していることが分かる。そんな中での一瞬の奇跡の遭遇はお互いの心に焼きついたに違いない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)