writer : techinsight

新開発CMOSセンサーなど搭載のデジタル一眼レフカメラ「ニコン D7000」発売

ニコンは、新開発のCMOSセンサーと新画像処理エンジン「EXPEED 2」の搭載で高画質・高精細を実現した、ニコンDXフォーマットデジタル一眼レフカメラ「ニコン D7000」を発売する。

有効画素数16.2メガピクセルを誇り、高精細な描写と豊かな階調表現で、高画質な撮影が可能である。

また、常用ISO感度はISO 100~6400で、Hi2(ISO 25600相当)までの増感設定が可能なため、夕暮れや室内などの暗い場所や、動きの速いスポーツシーンでの表現の可能性が広がる。

また、ボディーは上面、背面カバーにマグネシウム合金を採用し、小型ボディーを実現しながら、さらに堅牢性を高めた。

カメラボディーの各接合部にはシーリングを施し、高い防滴・防塵性能も確保している。

撮影前に被写体の状況を的確に把握し、その情報をオートフォーカス、自動露出、i-TTL-BL 調光、オートホワイトバランスの制御に反映している。

2016分割RGB測光センサーによるシーン認識システムとあいまって、小さな被写体でも的確に把握し、一段と高い被写体追尾・捕捉性能を発揮する。

また、使用頻度の高い中央部の9点にクロスタイプセンサーを採用し、確実に被写体を捉えることができる。

フルHD(1920×1080、24p)に対応した高画質な動画撮影ができる「Dムービー」が搭載されており、コントラストAFでのピント合わせが可能。

AFモードを常時AFサーボ(AF-F)に、AFエリアモードをターゲット追尾AFに設定すると、動き回る被写体にもAFエリアが三次元で追従してピントを合わせ続ける。

さらに、動画の一部分をJPEG画像の静止画として切り出すことや、動画から不要な部分を削除することができる動画編集機能も備えている。外部マイクによるステレオ録音にも対応している。

ニコンでは、「D7000」新製品体験展示会「Nikon Digital Live 2010」を開催し、「D7000」を中心としたエンドユーザー向け新製品体験展示会を東京・大阪で開催する。

入場は無料、日程及び会場は東京が2010年10月15日(金)から10月17日(日)まで AKIBA_SQUARE(秋葉原 UDX 2F)。大阪では2010年10月22日(金)から10月23日(土)まで堂島リバーフォーラムとなっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)