writer : techinsight

NEC、PC秋冬モデル発表 3D対応モデルを加えた「VALUESTAR」と「LaVie」49モデルを発売

NECは、個人向けパソコン「VALUESTAR」「LaVie」シリーズ7タイプ49モデルを商品化し、2010年9月16日より発売する。

一体型PC「VALUESTAR W」「VALUESTAR N」、スリムタワーPC「VALUESTAR L」各々に3D対応モデルが用意され、従来の1モデル(VN790/BS)から3モデルへラインアップが拡大された。

TV機能を搭載した「VALUESTAR W」「VALUESTAR N」では、3D表示の実現に偏光板方式を採用し、新たに3Dデジタル放送に対応。

「VALUESTAR L」では、「NVIDIA 3D Vision」のアクティブシャッター方式に対応した3D表示機能を採用し、3D表示のPCゲームなどにも対応した。

いずれの3D対応モデルもブルーレイ3Dタイトルや、3D対応デジタルカメラで撮影した写真/動画を臨場感溢れる立体表示で楽しむことができ、2Dの写真や市販のDVDタイトルも擬似的な3D表示が可能となっている。

さらに、個室でもデジタル放送やブルーレイタイトルなどを高画質・高音質で楽しみたいユーザに向けた「VALUESTAR W」には3D対応モデル(VW970/CS)が用意されている。

本モデルでは、デジタル放送3波(地上デジタル/BS・110度CSデジタル)の視聴やダブル録画に加え、新たに3Dデジタル放送の視聴・録画に対応。

また、NTTのフレッツ光回線を利用した映像配信サービス「ひかりTV」にも対応しており、「ひかりTV」にて提供される3Dコンテンツを好きな時に視聴することが可能となっている。

スタイリッシュでコンパクトな筐体で3D映像が楽しめる「VALUESTAR N」は、商品コンセプトである「A4ノートPCを超える省スペース性とデスクトップPCの使いやすさの両立」を継承しながら、TV機能とサウンド機能が強化されている。

ノートPCの「LaVie」シリーズは、家庭でのPC複数台利用に向けた利便性、使いやすさの向上が図られている。

従来機と比べて底面積で約10%、奥行きで約18.1mmの小型化を実現しており、キーボードではキーピッチを従来の17mmから19mmに拡大し、スタイリッシュでキーが打ちやすいアイソレーションタイプが採用された。

上位モデル「BL550/CS」では、デュアルコアCPUのインテル Atom プロセッサー N550や、2GBメモリを搭載しており、インターネットから配信されるハイビジョン映像なども、よりスムーズな映像表示で楽しむことが可能となっている。

従来、専用ハードウェア(PCIボード)で実現していた親機の画面転送機能をソフトウェアで実現。これにより、専用ハードウェアを搭載できないノートPCや一体型PCにLuiリモートスクリーン機能を搭載でき、「LaVie L」、「LaVie S」および、「VALUESTAR」全モデルを親機として利用可能である。

また、「LL750/CS」では、明るく鮮やかなスーパーシャインビューLED-EX2液晶が採用されており、低消費電力で環境にやさしいLEDバックライトを新たに搭載することで環境にも配慮されている。

さらに、OSやアプリケーションの起動時間の高速化に貢献するSSDとHDDハイブリッド構成の選択を「VALUESTAR GタイプW」でも可能にするなど(従来は、「LaVie GタイプL、タイプM」および「VALUESTAR GタイプL」)、さらに幅広いメニューが用意された。

NECダイレクトでは、新商品フェアとして2010年10月26日まで、メモリ増強やSSD化カスタマイズなどが安くなるキャンペーンを開催中である。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)