EU発!Breaking News

writer : testjournalist

【EU発!Breaking News】「手術が待てない」。自分でメスを使い、胸の腫瘍を取り除いた女性。(ロシア)

ロシアには設備の整っていない病院が多く、医師ですら「ベッドと診察室が足りないのだから、患者が予約できなくても仕方がない」などと言う有様なので、当然、診察や手術を受けるのにも非常に時間がかかる。
そんなロシアの一都市ウラジオストクに、胸に腫瘍を発見したが手術まで待ちきれず、自分でメスを使って取り除いた女性がいるという。

この女性はある日、自分の胸にしこりができていることを発見し、すぐに医師に診察の予約を入れた。だが例に洩れず、自分の診察日は遙か遠い先のこととなってしまった。そうこうしている間に腫瘍はどんどん大きくなり、とうとうサクランボ大にまで成長したという。

手術まで待ちきれないと業を煮やした女性は、自分でメスを使い、腫瘍を取り除くことを決意した。彼女はまずメスと自分の胸を消毒し、しこりのある場所に注射で麻酔をかけた。そしてその箇所にメスを入れ、サクランボ大の腫瘍を取り除くことに成功した。その後、自分で行った縫合は本当の医師のように上手くはいかなかったものの、本人曰くまずまずの出来であったという。

彼女は最近になってやっと医師の診察を受けることができたのだが、腫瘍は跡形もなく消えていたという。また、この『手術』は診察をした医師に「自分ではこれほどの手術をすることはできない」と言わしめたほど、素晴らしいものであったとのことである。

このように上手くいった理由は、女性が全くの素人ではなく、医学部で4年間だけ学んだ経験があるためだという。だが、いくら医学部で勉強したことがあるとはいえ、一体どこで麻酔薬や医療用具を入手することができたのだろうか?
『手術』の成功は喜ぶべきことなのだろうが、これらの入手経路やロシアの病院の状況、医師の姿勢などに一抹の不安を覚えるのは記者だけではないはずだ。
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)