writer : techinsight

【お笑い峰打ちコラム】キングオブコント2010 開催迫る

今年で3回目を迎えるコントの祭典、キングオブコント。評価はまちまちなれど、一昨年のバッファロー吾郎、昨年の東京03と、ほぼ無名といっても過言ではない芸人たちを、そこそこ名の知れた存在にまで押し上げてきたことは事実である。今年は一体どうなるのか。

決勝戦に参加するのは以下の8組。TKO(松竹芸能)、ロッチ(ワタナベエンターテインメント)、ピース(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)、キングオブコメディ(プロダクション人力舎)、ジャルジャル(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)、エレキコミック(トゥインクル・コーポレーション)、ラバーガール(プロダクション人力舎)、しずる(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)。

まず目を引くのが、よしもと勢が3組とやや少ないこと。くわえて今月8日にレギュラー放送が終了した「爆笑レッドシアター」の出演者が3組いることであろうか。「アメトーーク!」によりじわじわと知名度を上げているピースの出場も興味深い。

しかし注目はなんといってもラバーガールだ。彼らはほかの決勝戦出場者に比べて圧倒的に露出が少ない。実力はありながらも波に乗れないままお笑いブームは終焉を迎えた。先んじて「エンタの神様」が終了した時、私はこれから彼らのコントをどこで見ればいいのかと嘆いたものだ。そのラバガが、これほどの桧舞台に立つことになろうとは。いちファンとして本当にうれしい。

桧舞台という言葉を使ったが、はたしてキングオブコントはこの言葉にふさわしいのか。大会自体の真価も問われる決勝戦は本日23日、夜7時からだ。
(TechinsightJapan編集部 三浦ヨーコ)