エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】JOY。キャラに限界? 「芸人として生きていくつもりない。」

以前から記者は、モデルのJOYのトークに違和感があった。勉強熱心でネタ帳なども作り努力をしているらしいが、無理感や“チャラ男”と言われるキャラを演じている様な気がしてならないのだ。9月8日に初出演した『徹子の部屋』(テレビ朝日)では、かつての恩師やモデルをしている雑誌の編集長からのコメントで、そんな彼の意外な素顔が紹介された。

番組の冒頭から黒柳徹子が、JOYがスタジオに入ってくるときの歩き方にガッカリしたと切り出した。ショーのモデルもやっているから颯爽と登場すると思っていたのに、“腰を曲げながら、もみ手”をしてニコニコしながら入ってきたそうだ。それを聞いたJOYは、「あのぅ普段は、腰が低くて…。」とバツが悪そうだ。しかし気を取り直して、予想もしない質問をしてくる黒柳に対してJOYらしい切り返しで応戦していた。

彼の小学3年生の時の通知表の中で、担任の先生からの生活態度の評価が紹介された。“ハキハキして、明朗快活”“クラスの中心となり、みんなをまとめてくれた”と大変良い評価である。
特に黒柳が褒めていたのが、“仲間に入れない友達を優しく誘って、みんなが楽しく生活できるように努力している”というコメントだ。JOYは「基本的に明るい性格で、前向きなところは今も変わらないですね。」と話す。モデルをしている雑誌の編集長からも、「現場のムードメーカーで、みんなが気持ちよく仕事ができるように明るくしてくれる。」とのコメントだ。JOYは子どもの頃から今も変わらず明るく、周りの人にも気を配り信用度が高いというのが彼の本当の姿ではないだろうか。

「将来、芸人として生きて行くつもりはありません。こんな僕が芸人を目指すなんて、プロの方に失礼ですから。」と、JOYは断言した。将来はモデルの延長線上で、仕事をしていきたいという。しかし真面目な彼は常日頃、ネタ帳を持ち歩き日常で気がついたことがあればメモをしている。トークの話題に役立てるためだ。その努力の甲斐あってかその日の黒柳徹子は、ひとつの質問に対してJOYが話題を広げてくれるので楽しそうに会話をしていたのが印象的だった。
(TechinsightJapan編集部 みやび)