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writer : maki

【エンタがビタミン♪】「恋人は干物女…」。向井理の意外とハードルが低い女性のタイプ。

俳優の向井理の勢いが止まらない。人気上昇の要因は現在放送中のNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で村井茂(水木しげる)を好演してファン層が拡大した事が大きいのは間違いない。だが一方では「ホタルノヒカリ2」(日テレ)で、一転してチャラ男役を演じているのだ。イケメンでもあり、様々な顔を見せてくれる彼には女性ファンが多いのも頷ける。そんな向井理が女性のタイプについて語った。

向井理は2006年からドラマに出演してきたが、その名を知られるようになったのは2008年の「ママさんバレーでつかまえて」(NHK)や初主演を務めた「傍聴マニア09」(読売テレビ)だ。
そして前述の「ゲゲゲの女房」の主演を機にさらに実力を評価される事となる。また、8月14日放送予定の「歸國」(TBS)にも出演、さらには次の大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」では徳川秀忠役が決まっているのだ。
ドラマだけではない、映画でも「ハナミズキ」(8月21日公開予定)や「BECK」(9月4日公開予定)にも出演する。

そんな向井理が現在出演しているドラマ「ホタルノヒカリ2」で演じるのは主人公の雨宮蛍(綾瀬はるか)と同じ会社の企画部のプランナー役だ。彼は、干物女である蛍を“豚”呼ばわりするが、実は好意を持つという設定なのだ。
この“干物女”が同ドラマの要となるキャラクターなのだ。これは普段は仕事をバリバリとこなすのだが、一旦自宅に入るとジャージ姿でゴロゴロとくつろぎ、アウトドアなど一切興味がないどころか、恋愛よりもゴロ寝でビールを飲む事に無上の喜びを感じるという性格の女性を表現した言葉である。

7月に向井理がテレビ「DON!」からインタビューを受けた際に“干物女”について次のように話している。
『現実には恋人は“干物女”でもいいのか?』と質問された彼は「蛍みたいなのは嫌ですけど」と正直に答えた。
ドラマでは干物女の蛍に恋するが、実際はゴメンだというのである。さらに彼は「限度がありますね。人とモノには限度がありますね」と付け加えたのだ。
それ以上は続けなかったがこのコメントには彼なりの物事を見極める時のポイントが表されているようである。つまり、女性も干物女とまで行かなければ“ある程度はだらしなくても許せる”ととれるのではないか。

少しそれるが向井理はブログで笑福亭鶴瓶とIMALUが司会を務めるテレビ「A-studio」の収録を行った時の事を書いている。
以前から大好きな番組だったので嬉しかったが、正直なところ「もっと熟成した時期に出たかった」とコメントしているのだ。
今の自分の位置と番組で表現できる事などを総合してそう考えたのだろう。これなどは「人とモノの限度」の思考とつながるところがあると感じた。

とはいえ、これから話題の映画やNHK大河ドラマなどいくつも大きな山を越えねばならず、1年後には彼も熟成した自分を感じる時がくるのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)