エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「キミ絶対に売れるヨ! 」。バブルタレントが福山雅治にカラオケ指南した過去を反省。

サラリーマンを辞めた福山雅治が芸能界に入ったのは歌手としてよりも役者の方が早かった。1988年に映画『ほんの5g』で俳優デビューしている。その後1990年にシングル『追憶の雨の中』で歌手デビューを果たしているのだ。福山が歌手デビューした頃の話だ。当時売り出していたタレントとカラオケに行った事があったという。8月11日放送のテレビ「DON!」ではその時の事を詳細に振り返った。

実は、20年ほど前に福山雅治とカラオケに行ったのは「DON!」の司会者、中山秀征だったのだ。
同番組からインタビューを受けた福山は「ヒデさんとは昔、飲み屋でお会いしたことがありますね。ABブラザースの頃で凄い豪快な飲み方してました」と当時を思い出して話した。
ABブラザースは中山秀征(ヒデ)と松野大介によるお笑いコンビで1985年に結成している。「ライオンのいただきます」などで活躍していたが1992年に自然消滅して中山はタレント、松野は小説家へと進む。
福山とヒデが飲み屋で会ったこの頃は20代前半でパワーもみなぎっていたのだ。意気投合した彼らはカラオケへと場を移す。
ヒデは“第2の吉川晃司募集”のオーディション合格がデビューのきっかけであり本来、歌手志望なのだ。当時シングルも4枚ほどリリースしており、それだけに音楽にはこだわりがある。
カラオケで福山雅治が歌ったのを聴くと「キミね、絶対に売れるよ! キミが売れないとおかしいヨ! 」と太鼓判を捺したのである。
ところが後で冷静に考えると福山はこの時すでに歌手デビューしており注目されていた時期なのだ。それは夜中の2時~3時頃の出来事で、酔っていたとはいえヒデはその事を今も後悔しているようだ。

それから20年が過ぎた今、ヒデはテレビカメラを通して「前から売れると思ってました。いつか龍馬をやると思っていました」と福山に遅いフォローをしていた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)