twitterバナー

好評連載陣

ヘッドラインニュース

「安さ」の次に消費者が求めるものは・・。 なぜ? 「あえて敷居を高く」。“会員制”ショッピングサイトが仕掛ける新しい風。

2010年7月30日 11:00

本日オープンの「MIX-TOKYO」。「売り方」にこだわる上質な会員制ショッピングサイトだ。

インターネットショッピングが様々な買い物の主流になりつつある昨今、俄然注目を集めているのが「会員制サイト」だ。量販店をも凌駕する価格の安さや、オークション形式でのスリリングな購入方法が人気を集めている。「超一品.com」や米・「ギルト・グループ」など様々なサイトが注目される中、あの「Craft Design Technology」や「amadana」を手がけたプロデューサーらが立ち上げた会員制サイト「MIX-TOKYO(http://mixtokyo.com/)」が本日、新規参入する。本日の目玉商品は46インチ大型液晶テレビ3D対応モデルが、破格の税込み100,000円だという。「売り方」にこだわる上質な会員制ショッピングサイトということだが、いったいどのようなサイトなのか。




インターネットショッピングに関して2009年に富士通総研が行った調査によると、日本人の年間のPCサイトによるネットショッピングは平均13.9回で、合計の購入金額は平均12.2万円となった。一人あたりの一回のネットショッピングでの購入金額は平均8,529円となる。これらの数値を過去の調査結果と比較すると、ショッピングの回数は増加傾向にあるものの、購入金額は前回から今回で頭打ちとなっており、1回あたりの平均利用金額は縮小傾向にある。

こうした結果は「利用者が安く買えるサイトを探して購入するようになった」ということの裏付けでもある。例えば本サイトでも度々取り上げてきた「ペニーオークション」も、通常のショッピングでは実現しなかった破格での購入が人気となり、利用者が急増している。ユーザーは単に手軽で便利というだけでなく、価格面でもしっかりとお目当ての品を検索し、安価購入しているということなのだ。

このように、すでに「安さ」は当たり前となったネットショッピング。では、次に消費者が求めるものは?その答えのひとつとして、今度は「売り方」にこだわった上質な会員制ショッピングサイト「MIX-TOKYO」が本日30日にオープンする。しかも、新規オープンのため、今なら紹介なしで会員になることが可能だ。

サイトの仕掛け人は、株式会社ルーミー代表取締役CEOのAZZAMI氏と、同じく株式会社ルーミーの代表取締役COOの田部井雅基氏だ。AZZAMI氏は1980年代よりファッションデザイナー兼プロデューサーとして活動。「裏原宿」ブランドの立ち上げやお台場への大型商業施設設立などに参画。東京のトレンド発信源はこの人と言っても過言ではない。90年代には大手商社との連携でメガブランドの立て直しに成功、年商は100億円を超えた。2000年に入り大手百貨店などのプロデュースを手掛けた後、デザイン文具「Craft Design Technology」を立ち上げている。
一方、田部井氏は20年にわたり東芝に在籍した後、キッチン家電「atehaca」を開発し、デザイン家電の礎を築いた家電業界の風雲児だ。2003年には家電ブランド「amadana」を開発し、その家電とデザインの融合は各界から注目を集めた。
この二人が強力なタッグを組んだ次なる仕掛けが「MIX-TOKYO」だ。マーチャンダイザー(=商品の開発から販売計画、予算管理、販促までを一括管理する責任者)としてAZZAMI氏がライフスタイル商品全般、田部井氏が家電製品全般をプロデュースする。

「MIX-TOKYO」の特長は、過去-現在-未来全てに照準を合わせた商品セレクトを行い、厳選した商品を「それぞれのステージに見合った販売手法」で紹介していることだ。

まず「現在」から。これは「MIX-TOKYO」では「旬」と位置付けられているが、文字通り今が売れ筋の商品や定番商品がこのカテゴリーに属す。「MIX-TOKYO」独自のルートで、大手量販店の販売価格よりも安価で提供しているから嬉しい。

次は「未来」だが、こちらは「MIX-TOKYO」では「走り」と定義している。「MIX-TOKYO」では、厳選された新製品が新規登場にもかかわらず安価で購入できる「共同購入」という手法を取っている。予め提示設定した販売計画台数に対する実購入台数に応じて、大幅なボーナスポイントを全ての購入者に進呈するもので、これにより安くなるのを待たずに、今すぐ新製品を購入できるのだ。

さらに、「過去」のヒット商品についても「名残」というカテゴリーで紹介。リーズナブルな価格で、期間限定、台数限定で提供する。「比較のできない安さにびっくりすること間違いなし」と謳っているので、これは期待できそうだ。

本日の開店に伴い、記者もさっそく取材と銘打って「ウィンドウショッピング」を楽しんでみた。まるで家電量販店のオープン時のようなセールが展開されている一方で、洗練されたデザイン家電や、沖縄県産の食品を1からプロデュースしたものなど、思わずあれもこれも購入したくなってしまうラインナップであった。本日も冒頭に紹介した46インチ大型液晶テレビ3D対応モデルの他にも、特価商品はまだあり、入れ替わりでアップされるため、お目当ての商品が販売されている時間にあたるかどうかは運次第と言えそうだ。同じショップでもその時々でどんな商品に出会えるか、その辺も楽しめそうだ。

オークションサイトでは、自分の欲しいモノと出会うことが難しかったり、なかには「安かろう、悪かろう」の商品もある。しかし「MIX-TOKYO」では家電やライフスタイル系のアイテムを熟知したスタッフが商品の魅力をしっかりと文面で説明してくれているので、「本当はこういうものが欲しかった!」という、自分のなかに潜在する新たなニーズが見えてくる。それがこのサイトの最大の魅力と言えよう。

ネットショッピングの世界ではとかく希薄になりがちな作り手と買い手の信頼関係。「MIX-TOKYO」が、あえて「一見さんお断り」と敷居を上げて会員制にした理由は、この「信頼関係」をしっかり築いていきたいという意志の表れであろう。

前述の通り、「MIX-TOKYO」では現在、期間限定で紹介なしで参加が可能だ。会員登録費はもちろん無料。

「安さ」だけではなく、その上に「上質」を求める。ネットショッピングの世界で吹き始めようとしているこの「風」をユーザーがどのように受け止めるか。反応が楽しみである。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)


【関連記事】
「モバイルバブル時代」が快適になる。デザイン家電「amadana」
ネットショッピングをより効果的に!コーディネートサイト「iQON」
北京より上海の方がネットショッピングさかん 調査結果まとまる
60代でも1割近くが利用! ネットスーパーの利用実態が明らかに
「家にテレビ7台」もはや依存症?”家電タレント”細川茂樹のスゴさ。
-ITからセレブ、オタク、事件・事故まで。スルーできないニュース満載-
TechinsightJapan(テックインサイトジャパン)はコチラから!

【参照】
「MIX-TOKYO」

ニュース

PR

PR

PR

PR