エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「窓からカッパが入ってきた」、「3回誘拐された」。広田レオナの仰天体験。

女優の広田レオナは今年の2月に公開された映画「コトバのない冬」に出演した関係で監督の渡部篤郎とテレビ番組に出演したことがある。その際にも彼女は個性的なトークを連発して「女中さんが居る生活だったから。3度も誘拐された…」などと明かして周囲を驚かせた。

広田レオナは1963年生まれで、15歳の時モーリス・ベジャール主宰のベルギー国立芸術学校に入りバレエの道を進む。しかし、腰を故障したために断念して女優をめざすこととなるのだ。

1983年に20歳で女優デビューした彼女は「だいじょうぶマイ・フレンド」でピーター・フォンダと共演して話題となる。その後女優、映画監督としても活動しており現在もドラマ、映画で活躍を続けている。

今年3月に放送された「ボクらの時代」(フジテレビ)には個性派芸人の板尾創路、渡部篤郎と共演して特に板尾とはかみ合わないトークで笑わせてくれた。
広田はとにかく、無気力なイメージでほとんど感動を表さないのだ。その反面で前述の「3回誘拐された」などのショッキングな話を淡々と語る、そのギャップが彼女の個性といえる。
彼女は基本的に人を好きにならない性格だが、相手から「好きだ」と主張されるとその気になって結婚するのである。それと、これまでの2度の離婚とは無関係では無いらしい。

このように一般的な感覚とは少し違う彼女は“不思議ちゃん”の典型だろう。そんな彼女が子どもの頃に“カッパ”を見たことがあると明かした。これは彼女が5月に「ごきげんよう」に出演した際に語ったもので、かなりリアリティのある話なのだ。

広田レオナがまだ、6歳の頃だ。当時はマンションの6階に住んでいたという。親は仕事で遅くなっており彼女は1人で寝ていた。その夜はカミナリが鳴り、豪雨だった。布団には入っていたが寝付けない彼女は、ドアが開く音がしたので「お父さんが帰ってきた」と思ったのだ。急いで起きてリビングに行ってみると、ちょうどそれと同時に「サッシ窓からカッパが入ってきた」と言うのである。

幼い彼女がそれをカッパだと判断できるほどそれは異様な外見だった。「紫色で、目が大きく、顔に凹凸がなく鼻の穴だけ目立っていた。全体に花の香りのような強烈な甘いニオイがしていた」と彼女はその時の情景を思い出した。

そして、彼女の記憶はそこまでしかないのである。カッパを見たショックで彼女は「ビックリして気を失ってしまい」リビングに倒れていたのである。彼女はやがて帰ってきた親から起こされてようやく気がついたが、親にそのことを話しても信用してくれないのだった。

今、映画「プレデターズ」が公開されているがあのプレデターの顔と広田レオナが見たカッパの顔、具体的な部分は一致しないがどうしてもダブってしまう。
ところでこの時の経験がトラウマになり広田レオナは今でもキュウリが食べられないそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)