writer : techinsight

【飛鳥 銘の鑑定日記】用語は正しく「シンクロニシティ」「トラウマ」「前世」

こんにちは 占い鑑定士の飛鳥 銘です。
心療内科の先生と占い師のセンセイが結構困っていることとして、極端に単純化された心理学用語とかスピリチュアル用語を駆使して、いろいろ相談してくる患者さんやクライアント様が多いということです。
そこで、自分磨き(これも流行り言葉ですが)を兼ねて、「シンクロニシティ」「トラウマ」「前世」という言葉について正しく理解する方法を考えてみたいと思います。

かつては、一部の専門的な人しか知らなかった「シンクロニシティ」「トラウマ」などの用語が、誰でも気軽に使う言葉になっています。

どこかの神社で「シンクロニシティ祈願」とか「トラウマ封じ」のお守りを売り出せば、けっこう売れるのではないでしょうか。

まず、シンクロニシティについては、最も簡単に説明すると、「意味のある一致」ということで、この世に生起する事象が因果や確率論ではなく、非因果的必然であるとするものです。

概念自体は非常に難しいのですが、これを中途半端に「すべては必然」と考えてしまうと、いろいろ困ったことが起きます。

毎日同じ時刻に電車の中で同じステキな人と逢う。なんとなくお互いに意識しているようだという状況で、「これってシンクロニシティ?」と考える前に、もっと合理的な説明があります。
通勤時間が同じで、同じ電車を使って、降車位置の関係で同じ車両に乗っているというだけです。

その意味において、これは「必然」ですが、「シンクロニシティだから運命の人に違いない」と考えるのは早計です。むしろ、「ご縁を大事にして、軽い挨拶から始めてみる」というのが、無難なあり方でしょう。

次に「トラウマ」は「心的外傷」という意味で、過去の忌むべき記憶が現在の正常な行動を阻害しているようなときに使います。

でも、飲み会の帰りの電車で、好きな人の前で盛大にリバースしてしまったというのは「トラウマ」というよりも、「過去恥部」とでも呼んでおくのがふさわしいです。次回からは飲み過ぎないように気をつけるという反省の気持ちこそ大事です。

「前世」については、実は私の同業者でも「前世占い」をやっている方がいるので、あまり実もフタもないことは言いたくないのですが、「この世で真面目に生きている人が不幸な目に遭うのはなぜか」という問題に直面したときに、その説明概念として「前世」が設定されたと考えたほうがよいでしょう。

前世を設定した以上は、報われるべき「来世」もあるということになっています。

それよりも、自分をこの世に生まれさせてくれた先祖の恩に感謝する気持ちのほうが大事です。

いわゆるスピリチュアル系用語は正しく使えば、人生いろいろ良いことがありますので、紹介してみました。

どうぞ皆さまステキな週末をお過ごしください。
(TechinsightJapan編集部 飛鳥 銘)