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【アジア発!Breaking News】骨折の手術で知的障害に。麻酔死亡率は日本の17倍という台湾医療。

2010年7月24日 15:00

簡単であるはずの腕の骨折手術で、術後、111あった知能指数が48に減退してしまった少女がいる。
高雄市に住む12歳の少女は今年4月、自転車で倒れた際に左腕を骨折。高雄市にある民生病院で手術を受けた。しかし、麻酔の管を抜いた後、心臓と呼吸に異常が発生。3度の電気ショックでなんとか一命を取り留めた。もともと、2~3日で退院できるはずだった簡単な手術で、心停止による脳部への酸素不足のために、性格が変わってしまっただけでなく、脳に障害も残った。家族は病院側にミスがあったとして起訴したが、病院側は処置過程に過失はなかったと、否認している。




活発な性格で、絵の才能にも恵まれていた少女。以前は全国コンクールで3位を受賞するなど、とても絵が上手だったという。しかし、術後の彼女は突然笑い出したり泣きじゃくったり、情緒が不安定で、絵も幼児が描くような簡単な絵しか描けなくなってしまった。一ヶ月の入院の後、5月末の退院の際には「低酸素脳症」と診断された。

台湾麻酔科医学会が2004年に行った調査によれば、国内の“4万人に対し1人“というのが台湾の麻酔医の現状だという。2~3万人に対し1人というアメリカや日本などの先進国には遠く及ばない。また、台湾での麻酔に関わる死亡率は10万分の17で、アメリカの2倍、日本の17倍にもなるという。

しかし、麻酔医が足りないからといって、過労のためのミスや、看護師が代わりに行ったためのミスが許されるわけはない。同じミスを犯さないためにも、病院側がミスを認めて改善するのが一番なのだが、そう簡単にもいかないだろう。病院を利用する者自身が、被害者から解決策を学ぶ必要がありそうだ。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)


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