エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「毛皮なら裸でいい」怒れる杉本彩。テレビから動物愛護の現状を訴える。

女優の杉本彩(41)はヘアヌード写真や映画『花と蛇』などで知られるように、セクシーな魅力で人気だ。「エロスの伝道師」「愛の伝道師」などと呼ばれたりもする。だが、そんな彼女に動物愛護に熱心に取り組んでいるという一面があることをご存知だろうか?

今春3月にはミュージカル映画「NINE」のイベントで黒いセクシーな衣装で妖艶なダンスを披露した杉本。相変わらずセクシー全開の杉本彩はこの夏に放映される「仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ」にも出演と多忙である。彼女は同映画のイベントでも「お父さんにも喜んでいただけると思います」とリップサービスもバッチリだ。

だが、その情熱は「エロスの伝道」ばかりに使われているわけではないのである。6月10日のテレビ「ごきげんよう」に出演した彼女は「私怒っています」というテーマで切り出すと動物愛護について訴えた。その内容はこうだ。

保健所に連れてこられる犬や猫たちはほとんどが数日で命を絶たれるという可哀想な状況にある。何とか譲渡先を探すなどしてその命を救いたいと思っても、現在は「県外には譲渡できない」などの細かいルールがあり動きが取りにくいというのだ。

個人レベルで数匹を譲り受けるという段階ならば良いのだが、多数のペットが飼育放棄される状態が起きた場合などにはそうした規制に阻まれて対応できない。今こそ、そうした対応ができるようにルールを見直すべきだと彼女は主張した。

杉本彩は自身も猫好きで今も3匹の猫を飼っており、一番長寿な猫は20歳で、人間にすると約100歳だという。以前から捨て猫を育ててくれる人を探すボランティアを行っている彼女は、2008年にPETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)の反毛皮広告にヌードで無償出演した。なぜヌードなのかというと裸の彼女が手に「Fur? I’d rather go naked(毛皮? 裸でいいわ)」と書かれた胸が隠れる程の小さなプラカードを持つ写真なのだ。そして、今も彼女は、自身のブログで日々犬や猫の新たな飼い主を呼びかけている。

セクシーアピールを全面に出して活躍する彼女だが、どこか高尚な雰囲気を感じるのはこうした活動がその原動力となっているからだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)