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写真1枚から昔懐かしの3D画像(アナグリフ)へ変換作成するアプリを無料公開 マイスタンダード

2010年は、電子書籍元年及び3D動画/静止画元年と言われている。
すでに主要なカメラメーカーから3D対応の製品が発売されている。それと同時に既存コンテンツの3D化もニーズが大きい。
動画の3D化には強力なワークステーションが必要だが、静止画についてはWebアプリを使用して対応可能だ。
今般、マイスタンダードから写真1枚を元に昔懐かしの3D画像(アナグリフ)へ変換作成するアプリが無料公開された。

3D映像を表示する主な技術として、(1)アナグリフ方式(赤色・青色の色違いメガネを使うタイプ)と(2)パッシブ・ステレオ方式(サングラスタイプの偏光メガネを使うタイプ)及び(3)アクティブ・ステレオ方式(左右を開閉し相互に表示するメガネを使うタイプ)がある。

この中でも、今回は誰でも簡単に3Dを楽しめることを目的にアナグリフ方式が採用された。

使用するメガネも、コストを抑え簡単に制作することが可能である。

変換処理は非常に簡単で、元の画像ファイルをアップロードするだけで、アナグリフ方式の3D画像を生成してくれる。

ショッピング、飲食店、その他WEBサイトなどキャンペーンとして利用できる、カスタマイズサービスも予定されている。

次期バージョンでは、メガネを使わない3D、フルカラー対応3D画像、3D写真のスライドショーへの変換サービスが予定されているほか、3D動画への変換を随時公開していくとしている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)