エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】"不思議ちゃん"成海璃子と、臼田あさ美の意外な共通点。

ドラマ、映画に活躍する女優の成海璃子が5月に放送されたテレビ「メレンゲの気持ち」に登場した時のことだ。成海は私生活を紹介するために自宅のビデオを公開した。その中で見せたCDの趣味に共演者らは唖然としたのだ。そして、レギュラーの臼田あさ美から意外な事実が明かされたのである。

成海璃子は現在17歳だ。2005年にドラマ『瑠璃の島』で主演して以来、その実力が認められて人気はとどまるところを知らない。今年も、ドラマ『咲くやこの花』、映画『武士道シックスティーン』『書道ガールズ!! わたしたちの甲子園』などに主演している。彼女が演じるのは、たとえばドラマ『ハチミツとクローバー』ではフワッとした役柄だったものの、全体には凛とした役が多いのだ。

そんな成海璃子が同番組で自宅を公開した際にCDコレクションを紹介した。凛とした彼女のイメージとはかなり違うその趣味に共演者も興味津々だった。数あるCDの中から彼女がお気に入りとして見せてくれたのが次のようなものだ。
村八分、高田渡、THE STALIN、筋肉少女帯、はっぴいえんど、INU。
いずれも、1960年代から80年代にデビューしているのだ。「筋肉少女帯」や「はっぴいえんど」は今もメディアで流れることが結構ある。そこから興味を持つことも考えられる。
しかし、「村八分」「高田渡」「THE STALIN」「INU」に至ってはなぜ17歳の彼女が興味を持つのか想像し難い。
司会の久本雅美をはじめ共演者の誰もが不思議に思った。成海になぜ1970年代、80年代のCDが多いのか尋ねると、なんと彼女は
「わからない・・・」
と答えたのである。ますますもって、不思議キャラ全開な状態となった。

しかし、その時耐え切れずに臼田あさ美が言葉を発したのだ。
「わたしと趣味がぴったり!」
と言うのだ。
なんと臼田も同じようなCDを持っているのだった。しかもLIVE会場でもお互いに見かけたことがあると二人で話は弾んだ。先日は『くるり』のLIVEで見かけたという。

もしかして若い年代で、こうした70年代、80年代のロックが流行っているのか? とも思えたが久本から
「友達と話があわないでしょ?」
と聞かれて二人ともうなずいていたところを見ると、やはり同世代の間でもかなり特殊な趣味なのだ。

この後、成海璃子が「深海魚が大好き」だと言い出して、またしても不思議キャラを披露した。すると、これにも臼田あさ美が食いつき、やはり深海魚に詳しいことを明かしたのだ。この二人、奇跡的に趣味が一致しているようなのである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)