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【飛鳥 銘の鑑定日記】男子社会のオキテ「ノロケ話厳禁」

こんにちは。占い鑑定士の飛鳥 銘です。
男性でも女性でも、周囲の同性が結婚しないと、自分もまだ余裕があると思って結婚を焦らなくなり、反対に周囲が誰か一人結婚しただけで、結婚する気持ちが高まったりします。
しかし、男子社会の場合には、暗黙の掟として「結婚しても幸せな生活のことは決して語らない」というのがあって、これが後輩の独身男性達の結婚恐怖につながっているようです。

結婚生活には、幸せな面もあれば、不幸な面もありますが、夫婦が協力し合う体勢ができていれば、たいていのことはクリアできるものです。

そもそも、何が幸福で何が不幸かというのは、その時々の価値観で決まりますので、独身時代に持っていた価値観がそのまま結婚後も有効だということはありません。

独身時代に食べ歩いたグルメよりも、家族で食べる鍋物のほうが美味しいということは普通にあります。

ところが、既婚男性はたいがい結婚のそういう面を語りたがりません。幸せな結婚生活を語るのは恥ずかしいことであって、男性社会からのけ者にされることを意味します。

そういうわけで、妻に尻にしかれている話や、小遣いが15000円しかないというグチや、面倒な親戚づきあいの話などを、「得意になって」後輩に語るものです。

それを聞いた後輩独身男性は、「やっぱり結婚なんてするもんじゃない」と怯えてしまうのも無理はありません。

また、社会制度が女性優遇を推し進めた結果、相対的に男性に不利なことが増えすぎたのも事実です。

世の既婚男性達は、むしろ結婚生活を有利に進めるための老獪な知恵こそ授けるべきでしょう。

たとえば、家計運営を全て妻に任せるのであれば、家計簿査察権を主張すればよいのです。生活費の大半を夫が出しているのであれば、家計簿を査察するのは当然の権利です。

もちろん、育児についても役割を決めて共同で行い、妻任せにしないことも大事です。夫が家庭をかえりみるようになれば、妻も夫の仕事に理解を示してくれるでしょう。そういう知恵こそ大事だと思われます。

どうぞ皆様、ステキな週末をお過ごしください。
(TechinsightJapan編集部 飛鳥 銘)