エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】仰天。『まるで修行僧』だった頃のタイガーウッズの記念碑が日本にあった。

4月にマスターズでようやく復帰したタイガーウッズ。その彼がまだ不倫騒動の影さえない全盛期のことだ。誠実、さわやか、まさに世界一のプロスポーツマンというべきだったウッズ。このとき、初めて来日したタイガーに人々は熱狂した。そしてその思いから、”ある大変なもの”まで、日本はウッズのために建立したのだ。あなたはそれが何かを知っているだろうか? そしてタイガーの現状を知ったいま、その”建立物”は人々の目にどのように映っているのだろうか。

テレビ「ナイトシャッフル」(FBS)でタイガーウッズが来日した時の足跡を追ったところ、驚くべき証言を得た。1999年、福岡県糸島市の『雷山ゴルフ倶楽部』にタイガーウッズが訪れた。タイガーはあるバラエティ番組の収録やイベントの参加の為にやってきたのだ。

彼はまず、9ホールをプレイして、その後に地元の子供達にレッスンを行なってファンサービスした。当時、人気絶頂のタイガーウッズを一目見ようと集まったギャラリーは約3000人とされる。

同倶楽部の橋本支配人は当時のことを次のように話した。
「(タイガーは)タイでラウンドして、夜中に飛行機で特別許可で福岡入りしまして。
(倶楽部へ)来る時はリムジンで駆けつけてこられました」
というのだ。タイガーがいかに多忙で、そしてVIP待遇だったかがわかる。
そして前述のギャラリー3000人が集まったイベントが終了すると、
「フェアウエイにヘリコプターが降ろしてありまして、
タイガーがイベントを終わったらドーーッと乗り込んで。サッと帰っていきました」
と証言した。
ゴルフ場からヘリコプターで飛び去るとは、まるで映画のような光景である。
この頃、タイガーウッズはその寡黙で精悍な表情やプレイから
『まるで修行僧のようだ』
と言われて世界一人気のあるゴルファーだったのだ。
後にその彼が不倫騒動を起こすとは誰も想像しなかっただろう。

『雷山ゴルフ倶楽部』でこのとき、タイガーはおよそ300ヤードのドライバーショットを放った。
そのボールが落ちた場所へタイガーの記念碑が立っていた。いま、その記念碑はどのように人々の目に映るのであろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)