携帯サイトとしては初の試みだ。位置ゲーのコロプラが「Edy マイルプラス」の提携会社になることが決まった。Edyによる投げ銭を行えば全日空のマイルを2倍に貯められるという。

全日本空輸株式会社（ANA）と株式会社コロプラは22日、ANAが運営するマイレージサービスについて提携を開始した。これにより、コロプラが運営する携帯位置情報ゲーム「コロニーな生活☆PLUS」が「Edy マイルプラス」の対象となった。これは携帯サイトとしては初となる。

「コロニーな生活☆PLUS」は携帯電話の位置情報送信機能を利用したシミュレーションゲームで、ユーザー自身の移動距離分のゲーム内通貨「プラ」を獲得し、そのプラを使って自分のコロニーを育てていくというもの。隕石落下など予期しないイベントが発生するほか、近隣コロニーとのコミュニケーションやアイテム等の取引、全国各地のお土産アイテム収集など、多様な楽しみ方が人気となり、今月20日現在のユーザー数は104万人を超えている。ユーザーの8割以上は仕事やプライベートでの移動や出張が多い20代から40代だという。

「コロニーな生活☆PLUS」では、ジャパンエリアコードＴＶ株式会社の協力により、昨年12月からおサイフケータイのEdyを使ってネットショッピングの支払いができる「Mobile Edy」による投げ銭機能を提供している。

今回の提携により、ANAマイレージクラブ会員が事前に「ケータイ de Edyマイル」サービスを登録した携帯電話を使って、コロプラの携帯サイトで「Mobile Edy」により投げ銭を行うと、Edyマイルプラス提携会社での支払いの場合通常200円で1マイルが貯まるところ、その2倍の200円で2マイルが貯まるようになる。

さらに、Edyが使えるコカ・コーラマルチマネー対応自動販売機でEdyで商品を購入すると、1本あたり1マイル貯まる。これでますますゲームが楽しくなりそうだ。
（TechinsightJapan編集部　鈴木亮介）