エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】罵倒する霊と闘った片平なぎさの窮地を救ったある教え。

女優の片平なぎさがテレビ「ごきげんよう」に出演した時のことだ。彼女はサイコロトークで「せつない話し」のお題について話すことになった。片平は「せつない話し」と言うのだが、その内容は霊体験へと進んで行き、スタジオは声も出せずに静まり返った。

数年前のことになる。片平なぎさが仕事で京都へ撮影に行った時の話しだ。
彼女はあるホテルに泊まり自分の部屋でくつろいでいた。
季節は夏で高校野球をテレビでやっていたのを覚えているという。
彼女はその対戦カードも記憶しており、東亜学園と北佐賀商業の試合をベッドで横になり見ていたのだ。
やがて片平は3回の表まで見たあたりでいつのまにかウトウトと寝てしまったらしい。
そして、彼女はその時の体験をこう話した。
「そしたらね、ホッペをポンポンポンポンって叩かれて」
と頬を叩いて見せた。
「ハッ!て起きたら、ここに人が立ってて!」
と自分のベッドの頭の横辺りを手で示した。
司会の小堺一機が不思議そうに聞いた。
「え?ホテルの部屋ですよね?」
片平「ホテルの部屋です!自動ロックがかかるちゃんとした」
彼女は話しを続けた。
「エエッと思って、もう一度。ここどこ?自分の部屋よね?」
と冷静に自問自答してみたという。
「心を落ち着けて、テレビの音を聞いてみると、高校野球が4回の表まで進んでたの・・」
彼女は寝る前に3回の表まで覚えているので、その間1回の時間が経過しただけだ。
そこまで冷静に判断して彼女が
「ああ、これは夢じゃない。誰かが私の部屋にいる・・・どうしよう・・・」
と思った時だ。
「後ろから、もの凄いだみ声で声をかけられて・・・・」
と言うではないか。
あまりの話しの不気味さにいつもは悲鳴が起こる観客や共演者らも無言だった。
息を呑んで聞いている状態だ。
小堺「そのだみ声は何て?」
片平「今はもうはっきりとは覚えて無いけど、とにかく罵声なの!」
小堺「馬鹿野郎!とか・・」
片平「そうそう、とにかく汚い言葉なんです。それで、声を後ろからかけられたんで、振り返ったら・・・
ホテルって、ベッドがあったら、窓側にテーブルとイスがあるじゃないですか」
と彼女は部屋の窓際の方を見たというのだ。
「そしたら、そこのイスに!!!おばあさんが立てひざして・・・・」
と左ひざを立てて、腕で抱きかかえてその時のおばあさんの姿勢を再現した。
「イヤーーーーーっ!!」
今度は悲鳴が上がった。
ゲストの安達祐実は「いやいやいや・・・」と泣きそうな顔だ。
片平だけは微笑みながら話を続けた。
「おばあさんは、わたしの方を見て、私とちゃんと目と目が合った状態で・・・。
汚い言葉で私の事をなじるんですよ!」
「ほんとに、教えられないような汚い、下品な言葉で。そして、私についてなんです。とにかく私の事をなじるんですよ」
と言うのだ。
小堺も
「う、ううん」
とうなづいて聞くしかなかった。
片平は
「私、怖くて、怖くて・・でも『いけないいけない!負けちゃいけない』と思って」
とある思い出を語った。
それは以前、先代の引田天功から言われたことだったのだ。
(現在のプリンセス・テンコーは2代目で初代は男性である)
引田天功は当時まだ若い頃の片平なぎさにこう言った。
「あなた、気をつけなさいね。憑かれやすいからね。
何か怖いことがあってもとにかく負けちゃダメだ。受け入れちゃダメだ。闘わなきゃ」
というような話しをしてくれたのだ。
それを思い出した片平は
「私、おばあさんに、言い返した!言い返した!負けないように汚い言葉で言い返したんです!」
と話した。
小堺「応酬したんだ!」
片平「応酬しました!そしたら!いなくなったんです!!」
と彼女はすっきりした表情で話し終わった。
ゲストのDAIGOや安達祐実も
「へーーーーーーーー」
とホッとしていた。

実はこの話しには続きがあり、小堺が片平に
「その部屋はその後、代えたんですか?」
と尋ねると彼女は
「はい!変えました!マネージャーさんが泊まりました!」
と答えたのだ。
一同ずっこけるしかなかった。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)