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バッファロー セキュリティを強化したUSB用外付ハードディスク「HD-CXTU2シリーズ」4製品を発売

外付けハードディスク市場は、普通にストレージとして使う場合には内蔵ハードディスク用のSATAディスクケーブル接続で使うのがリーズナブルとされ、外付け用として販売されている製品はNAS対応やセキュリティ強化製品が主流を占めるようになっている。
そんな中、バッファローからセキュリティを強化したUSB用外付ハードディスク「HD-CXTU2シリーズ」4製品が発売される。

本製品は、3つのセキュリティモードが使用できる。

通常のUSB接続ハードディスクとして使える<通常モード>では、 だれでも、どのパソコンに接続しても通常のUSB接続ハードディスクとして使えるモード。この状態ではセキュリティーが設定されていない。出荷時はこのモードに設定されている。

パスワードを知っている人だけが使える 「HDDの使用時にパスワードを入力」では、本製品を使用する際にパスワード入力を必要とする。
共用しているパソコンに同じアカウントで複数のユーザーがログインする場合に、他の人に見られたくないデータを保存する場合などに便利である。パスワードを知っている人だけ使えるモードである。

パソコンにログインできる人は使える 「Windowsログイン時にHDD利用のパスワードを自動入力 (HDD使用時はパスワードを省略)」では、 Windowsログイン時の認証と同時に本製品の認証も一緒に行うモードである。

HDD使用時のパスワード入力の手間を減らしつつ、セキュリティーも確保。共有しているパソコンにログインできる人=HDDを使っても良い人という考え方になる。 未登録のパソコンにつなぎ代えた場合は、本製品へのアクセスができなくなる。

さらに、盗難防止にセキュリティースロットを装備している。

人の出入りのある事務所・店舗などでセキュリティースロット用ワイヤーロックを装着することにより、盗難から守ることができる。多数の個人情報を扱う企業などでの使用もバックアップする。

容量は、500GB、1TB、1.5TB、2Tの4種類。発売は2010年4月中旬となっている。
(TechinsightJapan編集部 真田 裕一)