イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達】ウェズリー・スナイプス 俺にかかってこい 強さの秘密は育った場所にあり

アクション俳優として知られるウェズリー・スナイプス。現在彼は裁判所でも闘っている。脱税容疑で懲役3年の判決を受けた彼は、これを不服として上訴している最中だ。裁判でもきっと勝つと確信しているという。彼の強さの秘密は武道だけにあるわけではないようだ。

映画「ブレイド」では斬新なアクションをこなし一躍有名になったウェズリー・スナイプス。彼は自分の強さについて次のように語っている。

「俺は子供の時から武道を学んできたんだ。もし誰か襲い掛かってきても、俺を倒すのは簡単ではないね。ただそれは俺のイメージの一部でしかなくて、みんな俺のことを誤解しているんだ。」

また強さのバックグラウンドは、彼の育った場所にあるようだ。

「俺はアクションをやるために映画の世界に入ったわけじゃない。昔ながらの演技指導を受けた俳優だ。けど俺の格闘の腕はピカ一さ。なんてったって物騒なブロンクスで育ったんだからね。さあ俺にかかってこいみたいな感じだよ。ブロンクスでサバイバルというものを学んだのさ。」

アウトローなイメージの強いウェズリー・スナイプスだが、映画「ブルックリンズ・ファイネスト」を演じる中で、警察の姿についてもいろいろ学んだと語る。

「身内に警察がいるんだ。彼らがどれだけ大変なのかは知ってるよ。中には、生活が苦しくて警察官になるのもいれば、他に選択肢がなくてなるのもいる。あるいは単に銃が持ちたくて警察官になるのもいるよ。」

また自殺により死亡する警官も多く、彼らが精神的にどれだけ困難な状況あるのかということもわかったと語る。この点はしばしば見過ごされがちなのだと言う。

一方、自身の俳優像については、彼自身はアクション役なのではなく、あくまで演技力のある俳優として評価されたいのだ語る。

「もし明日にでも引退することになるとしたら、皆にはあくまで俺のことを俳優として覚えていてほしいね。単なるアクション・ヒーローやセックス・シンボルなんてのはまっぴらさ。そんなんじゃなくて、あくまで俺は役を演じる俳優なんだから。」

アクション俳優としての側面が注目されるウェズリー・スナイプスだが、強さの本当の秘密というのは、彼自身の強いプロ意識にあるのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 クローン中山)