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writer : maki

【エンタがビタミン♪】「まるでミニ舞台」福山雅治が「龍馬伝」撮影の苦労を語る。

大河ドラマ「龍馬伝」が好評だ。主演の福山雅治によると2月7日放送された第6回「松陰はどこだ?」あたりからは台本の密度も濃くなり撮影も大変だったという。福山がFMラジオ「福山雅治のSUZUKIトーキングFM」の中で2月7日に明らかにした。

龍馬伝の撮影はこれからが大変であり、とにかく長いシーンが多いという。黒船が来航したあたりから、日本の社会環境が動き出しドラマの内容も歴史的な場面が増えた。監督としてもできるだけカットせずに撮影して緊張感を出したいところだ。

福山雅治は
「14話あたりの脱藩前後の話は20ページ近い台本を一気に撮影した」
と長丁場の撮影を振り返った。
「もう、ミニ舞台ですよ!」
「それを、プレイバックするのを見てる時間が11分かかったからね」
と言うのだ。
一般に細切れなシーンを後で編集してつなげる場合が多い。このような撮影は、演じる側にとっては確かに舞台感覚だろう。

さらに彼は続ける
「撮影は1シーンで3回、だいたいやるんだけど・・」
「1回撮って(プレイバックを)見て、撮って。見て、撮って。見て・・」
「それだけで、3回で1時間あるんですよね、実際の収録時間はもっとかかってるけど」
と、かなりこだわった撮影が行われたことを話した。

さらに彼は先日放映された第6回「松陰はどこだ?」についても内情を明かした。
「松陰先生のところも長かったですよー」
「松陰先生役の生瀬さんは、何が凄いって、芝居は素晴らしいのはもちろんですけど」
「生瀬さん実は、前の日は舞台の千秋楽だったらしくて、打ち上げで朝まで飲んでたらしいです。
 ほとんど寝ずにあの撮影をやったんですよ。いやーー役者魂ですね」
と生瀬勝久を高く評価していた。

龍馬伝はこの6回で一旦龍馬が土佐に戻るところまで話が進んだ。14回あたりで土佐を脱藩する展開となり、長時間の撮影のシーンを見ることができる。また、龍馬伝の楽しみ方が増えそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)