これぞまさに、「音楽に国境はない」だ。世界中の人と、バンドを組んで演奏しよう。

株式会社アイリッジは、世界中の人と楽器の協奏「セッション」ができるサイト「Session On Line」を立ち上げ、サービスを開始した。

「Session On Line」は、自分の演奏を録画し、サイト上に投稿すると、他のユーザーが投稿した動画に合わせて演奏してくれるもので、世界中の人々と「セッション」できるサイトだ。

例えば、フルートでメインパートを演奏している動画に、チェロやドラムで伴奏を付けるたり、逆に、投稿されたメインパートに対して、自分なりのアレンジを加えた伴奏をつけることもできる。作成された「セッション」には、６パートまでの演奏を付けられるという。

また、「Session On Line」は動画コンテンツなので、音声による「セッション」だけでなく、ダンスや、パフォーマンスと演奏、解説を行うといった形でのセッションも可能だ。

株式会社アイリッジでは今後、部員の少ないブラスバンド部や、小規模のバンドサークルやスクールに向けた団体利用者向けの機能を提供していきたいとしている。

「Session On Line」を通じてオーディションを行ったり、バンドメンバーを募集しても良いだろう。サイトは会員登録をすれば全て無料で利用できる。インターネットと音楽で、世界がひとつになる。こんな時代をモーツァルトやジョン・レノンは天国でどう見ているだろうか。
（TechinsightJapan編集部　鈴木亮介）