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携帯電話等で報告送信するとエクセル形式の報告書がメールで届く「ケータイ快作!」

業務報告を逐一オフィスに持ち帰ってエクセルに打ち直すのは大変な手間である。そこで報告書のフォーマットを携帯電話のオフラインで持ち運ばせて、そこに入力した内容をサーバーでエクセル形式に変換して、管理者のところにメールで届く「ケータイ快作」が日立ビジネスによってASPでホスティングが開始された。

「ケータイ快作!」は、カメラ付き携帯電話やスマートフォンを活用して、外出先や移動中でもさまざまな業務報告を素早く・セキュアに行うことができるモバイル業務報告システムである。

このシステムでは、オフラインコンテンツを利用して圏外でも報告書を作成することが可能で、報告書作成にかかる人件費の削減が図れるほか、報告書の電子化による紙代や印刷代等のコスト削減を図ることができる。

Microsoft Excel で作成した業務報告書は、管理者がWeb上の画面から報告テンプレートとして登録することが可能で、携帯端末側の入力フォーマットにデータを入力・送信すると、登録した報告テンプレートが業務報告書となり、電子メールの添付ファイルとして届けられる。

電子メールとして届けられた業務報告書は、作成履歴としてパソコンに保存、他の報告書への二次的利用、顧客への報告等に活用が可能で、更なる利便性向上を支援する。

これにより、現場の最先端からオフィスの管理者を通して二次資料、三次資料に至るまで一貫して情報が流れることになり、ビジネススピードの向上とコスト削減に寄与することができる。

日立ビジネスでは、導入企業の業態に応じたカスタマイズフォーマットの提供も支援しており、現在の業務を変えることなく、モバイル端末の現場有効利用を図ることが可能だ。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)