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クライアントパソコンの円滑運用を支援する「瞬快Rel.8.0」発売 富士通四国システムズ

システム管理者は、IT/ネットワーク環境の維持管理だけではなく、粗忽な末端ユーザーの尻ぬぐいまでやらされることが多い。
Winnyを走らせてウィルスに感染させたユーザー、わけのわからないゲームソフトを入れてシステムの調子をおかしくするユーザー、業務外インターネット使用で個人情報を漏らしたユーザーなど、猛省をうながすだけではなく、業務が継続できるようにサポートしなければならない。
そうしたシステム管理者の業務をサポートするのが、「瞬快Rel.8.0」である。

「瞬快」は、パソコンの導入・展開/環境維持・変更/障害復旧といった運用管理に関する様々なフェーズの作業を大幅に効率化するための製品である。

主な機能として、「瞬間復元機能」「資源配付機能」「ディスクイメージ配信機能」「リモート画面操作機能」「利用情報収集機能」「ハードディスクの一斉消去機能」があり、ユーザー企業の様々な要望に柔軟に対応できるよう、tokujyo[特上]、jyo[上]、nami[並]という3つの製品グレードが用意されている。

最新バージョンでは、新しいOS(Windows7シリーズ)への対応に加え、リモートからの省電力ポリシー一括設定、電力消費量のレポーティングといったグリーンIT対応、そしてパソコンのモニタリングやクローニングなどの既存機能の拡充等々、時代にマッチしたパソコン運用支援を意識し、管理機能の充実と運用作業の更なる効率化を図った。

特に、省電力化を意識した新機能は、これまでのインテルvProテクノロジーを活用したリモート電源制御、インベントリ情報収集に加え、新たなかたちでの環境配慮ソリューションを提供する。

事務系ユーザー、技術系ユーザーそして管理職ユーザー等で、復元すべきディスクイメージは異なるが、「瞬快」ならば、調子の悪くなったパソコンをただちに初期状態に復元することができる。

また、夏場に多い、ディスククラッシュ事故にも即応できるのが強みである。

富士通四国システムズでは、本製品を確実なコスト削減とグリーンITの手段として社会に貢献していくとしている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)