writer : techinsight

【ドラマの女王】月9で2ndシーズン開始の「コード・ブルー」。第2の「救命病棟24時」なるか?

2008年7月から連続ドラマとして、そして今年の1月には新春スペシャルとして放映されたフジテレビ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」。昨年7月の放映の際には22時枠であったが、来年1月からあの”月9”として復活する。同局の人気医療ドラマ「救命病棟24時」のようにロングシーズンの看板ドラマになるだろうか?

「コード・ブルー」は、山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、浅利陽介が演じるフライトドクター候補生たちを中心とした青春群像劇、人間ドラマである。

22日「とくダネ!」で紹介された「コード・ブルー」2ndシーズンの記者会見。ドクターヘリをバックに、寒い中、格納庫で行われたそうだ。11月29日からクランクインしたというが、山下は「雪の中、ヘリの風圧がすごかった」と語った。山下が川に入るシーンも流れ、いずれも寒さをおしての撮影のようだ。また「前回のドラマからドクターヘリが増え、社会貢献ができたと思う。今回も良い影響を与えたい」とも。

前シーズンで柳葉敏郎が演じていた厳格な指導医は、救命救急の現場で事故に巻き込まれ片腕を切断したためか、2ndシーズンでは、椎名結平がフライトドクターとして新たに投入される。候補生とはもちろんのこと、前回同様、りょうや勝村政信が演じるフライトドクターとの絡みも気になるところだ。

このドラマのテイストは至ってクール。このフライトドクター候補生4人に馴れ合う雰囲気は全くなく、時には互いに容赦ない言葉が飛び出す。山下、戸田に関してはほとんど笑顔は見られない。ただ、救命医療に対する真剣さがひしひしと伝わってくる。2ndシーズンでは、候補生たちのフライトドクターとしての成長・人間としての成長、また救命救急の現状を浮き彫りにしてくれることを期待したい。そのあたりうまく描ければ、今年待望の第4シリーズが放映された「救命病棟24時」のように、フジ看板医療ドラマになるに違いない。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)