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リモートカメラやリモートスピーカーも可能になる USBデバイスサーバSX-3000GB サイレックス

近年のUSB機器のうち、プリンタやハードディスクはネットワーク対応製品が多く登場しているが、自室のパソコンの音源を居間のスピーカーで聴いたり、居間で寝かせてある赤ちゃんの様子を自室のパソコンで確認したりするには、USBデバイスサーバを使うのが一番良い。
そんな多目的に使えるモジュールとして、 サイレックス・テクノロジー株式会社は、USB機器をLANで利用できるUSBデバイスサーバの新製品『ギガビットイーサネット対応 USBデバイスサーバSX-3000GB』を販売開始する。

SX-3000GBは、USB機器を簡単にネットワーク対応させることができる、USB仮想化技術を利用するためのネットワーク機器である。
サイレックスのUSB仮想化技術は、プリンタやスキャナ、ハードディスク、カードリーダーなどの様々なUSB機器が、ネットワーク上で、あたかもUSBケーブルをつないでいるかのように利用できる技術である。これにより、複数人でUSB機器を共有したり、USB機器を離れた場所に設置して利用することができる。

SX-3000GBは高速化していくブロードバンド環境で快適な利用ができるように、ギガビットイーサネットに対応しており、高速データ転送を実現している。さらにアイソクロナス転送に対応することによりUSBオーディオやWebカメラへの適合性が大幅に向上している。

本製品に添付しているUSBデバイス管理ツールSX Virtual Linkソフトウェアも新機能を搭載し、より快適に使用できる。

USBデバイスサーバーの導入によって、1台のパソコンに周辺機器を集中的に設置し、いちいち共有設定をかけて複数で使うといったわずらわしさから開放されるとともに、室内レイアウトの自由度が増し、個人宅やSOHOでの効率的なスペース利用が可能になる。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)