writer : techinsight

【ドラマの女王】思わぬ番宣効果?篠山紀信も惚れ込んだ、主役よりも目立っている“アノ女優”『嬢王』

今回の【ドラマの女王】は、原幹恵主演『嬢王』(テレビ東京系)。灰皿で頭ぶったり、ガラスにオッパイへばりつけたり、エロを通り越して女子プロレスみたいになってるドラマ『嬢王』。少々お地味なデカパイの主人公・舞(原幹恵)を取り巻くキャバ嬢たちに我らが黒川芽以や、原紗央莉などがいる。そして、車椅子姿で『メイド刑事』では特攻服だったかでなれおん。さらに蒼井そら姉さんなども出演していてなかなか豪華なドラマ。警察もわざわざ話が盛り上がってきた頃に”例の”原紗央莉の写真集にチャチャ入れるなんて、もしかしてみんな『嬢王』ファンなのか?

写真家・篠山紀信に、「公然わいせつ」の容疑がかけられたというニュースを最初にテレビで見た時、チラリと写った問題の写真集の表紙の顔に見覚えがあった。その後ニュースではモザイクがかかってしまい、都内で裸になっているモデルが誰かわからなくなったが、篠山センセイの「ゲイジュツ」と「わいせつの」間に立たされているのは、『嬢王』で陰のあるキャバ嬢を演じている原紗央莉という人だ。オッパイよりも目が印象的なクールビューティな彼女は、前から見るとフランス人形みたいな顔をしているけど、輪郭はお地蔵様風。今後お茶の間でも人気が出そうな予感がする女優だ。

原紗央莉は広島県出身、お正月生まれの21歳。ドイツ人の血を引くクォーターで冷たい雰囲気が、ライバルのキャバ嬢・優衣華役がぴったりハマッた。どうもハダカのシーンが多いと思ったら、AV女優もやっている。アイドル時代なかなか売れずに、覚悟のAV出演だったそうで若いけど芸能界でやっていく意思はしっかりしているみたい。彼女のブログを見ていると、ドラマではケンカばっかりしている『嬢王』の出演者たちと仲良く写真に納まって撮影はとても楽しそう。意外に人懐っこいタイプみたいだ。

第8話のお話。舞(原幹恵)は、上客の桜木(大口兼悟)から優衣華(原紗央莉)が異母兄妹であることを打ち明けられ、さらに優衣華と母への仕打ちを悔いる桜木の思いを告白された。桜木の愛を受け入れ二人はベットへ・・・・。次週はのっけから舞と桜木のエロシーンから始まる予感。それにしても主人公舞役の原幹恵は胸がデカイ。顔は地味だけど・・・・。

及川奈央蒼井そらRioなど、数少ないお茶の間ウケするアダルト女優として期待のかかる原紗央莉(通称サオリン)。『嬢王』では主要キャストの一人だけど、既にホリエモンのお墨付きの彼女の魅力にはリリー・フランキーや浅草キッドなどの“文化人的”おじさまたちもメロメロ。その一人が篠山紀信センセイだった訳で、原ほどの被写体になるとセンセイはオッパイよりも目にピントを合わせる。冷たい東京の背景に毅然と立つ原は凛として芸術的。ワイセツ感はあまり感じない。篠山紀信の家宅捜査は、後を絶たない野外撮影のアダルトビデオやエロ本の撮影者への見せしめなのだろう。しかし、このタイミング。『嬢王』にとっては、またとない番宣となってしまったことは間違いない。
(TechinsightJapan編集部 クリスタルたまき)