writer : techinsight

アフリカを一人旅する、元渋谷109ショップ店員“プラ子”って誰?

渋谷109ショップ店員と言えば、まさにギャルの代名詞と言えよう。そんなギャル“プラ子”氏が109ショップ店員を辞め、現在はアフリカを一人旅しているというのだ。ケータイは通じない、化粧品も売ってない、オシャレなショップもない、ギャル男もいない、そんなアフリカで彼女はいったい何をしているのだろうか。

実は彼女がアフリカを訪れている理由はボランティアである。皆さんはアフリカの貧困状況をどの程度理解しているだろうか。アフリカでの貧困状況は想像を絶するものがある。例えば、貧しさ故ワクチンを購入することが出来なかったり、ワクチンそのものが足りずに生きられるはずの命が次々と失われていく。その他にも、観光客からのお小遣い欲しさに夜の道に死体を置いて、空港から観光客が乗った車にその死体を轢かせお金を得ようとするなど、日本では考えられないような事実がそこにはある。そんな過酷な環境の中で、一人の元渋谷109の店員プラ子は、ナースの手伝いのボランティアをしているというのだ。その記録を綴っている『プラ子、旅する。』がこの度、携帯書籍サイト「全力書店」主軸に、ソニー・デジタル編集部より配信されることになった。
2006年よりボランティア活動を始め、現在もアフリカにてボランティアを続けているプラ子。彼女の信念や純粋な思いは読者の心を揺さぶることだろう。また、自分の可能性について諦める人間が多い昨今だが、読者の皆さんももう一度自分の可能性について自問してみてはいかがたろうか。「出来ない」と決めつけるには早いことが意外にも多くあるということに気がつくことだろう。
(TechinsightJapan編集部 Hayami)