イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達・リスペクト編】養子ザハラちゃん初の祖国入り。アンジェリーナ・ジョリー病院設立でエチオピアへ。

2005年7月、まだ生後6か月でアンジェリーナ・ジョリーの下に養子に迎えられたザハラちゃんもすでに4歳。国連の難民保護活動の一環でケニアを訪れたアンジー、ザハラちゃん、シャイローちゃんの一行はエチオピアで計画されている事業をも視察、ザハラちゃんにとっては初めての里帰りとなった。

アンジェリーナ・ジョリーが米国内ではなく、世界あちこちの第三国から養子を獲得するのには立派な理由がある。欧米先進諸国の文化や教育に触れられるアンジーの養子らは、同時に自国の言語も学び、将来は自分の出身国の発展のために寄与する人物となるよう期待されているのだ。

ザハラちゃんも例外ではない。昨年の今頃こちらでもお伝えしたが、アンジーはエチオピアに結核とAIDSの治療のための大型の専門医療機関が必要だと考え、2億円を「グローバル・ヘルス・コミティー」に寄付し、計画を推し進めてきた。

その病院の名にアンジーはザハラという文字を入れ、将来的にはザハラちゃんに運営させたいとしているが、今回のエチオピア訪問では、そのザハラちゃんを連れ、病院を建てるロケーションを視察した。

なお、一番最初に養子に迎えられたマドックス君の祖国カンボジアには、同様の病院がすでに建てられている。長期療養が必要な難病を抱えたこどもたちが教育や各種サービスを受けられるように工夫された、「マドックス・チヴァン・チルドレンズ・センター」である。

ブランジェリーナ・ファミリーの養子たちには、育ての母アンジーから学んだ尊い精神が培われているであろう。大きな使命を実現させる財力ももちろんある。だが日頃特別ゴージャスな生活を享受している彼らだけに、祖国の人々と同じ目線でふれあえる人に成長してくれるかどうか、それだけが唯一心配である。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)