writer : techinsight

オープンソースのプロジェクト管理ソフトウェア『Redmine for SaaS』

ここ数年、SaaS、クラウドといったタームが流行し、まるで自前でシステムを所有するのは前時代的と言わんばかりであるが、業務ごとに「所有から利用へシフト」したほうが良い分野もあれば、「自前でシステムを所有」したほうがよい分野もある。移行経費や運用コスト、教育コストなどを総合的に勘案して、「所有」と「使用」の交通整理を行っていくべきであろう。
SaaS向きと言われる分野のひとつが、グループコラボレーションを図る業務である。その中の一つ「プロジェクト管理ソフト」をSaaS利用のためにホスティングしたのがスカイアークシステムの『Redmine for SaaS』である。

「Redmine」は、オープンソースのWebアプリケーション・フレームワーク「Ruby on Rails(ルビーオンレイルズ)」で記述されたプロジェクト管理ソフトウェアで、プロジェクトのタスクやファイル、ソースコードを簡単にウェブブラウザで共有でき、プロジェクトの「見える化」を簡単に実現する。

『Redmine for SaaS』を利用すると、「Redmine」の全機能をそのままサービスとして利用できるため、サーバーの購入やソフトウェアのセットアップなどの煩雑な作業が不要となり、トータルなコストの削減にも貢献する。
またオプション・サービスとして、業務にあわせたカスタマイズやプラグイン導入などのご要望にも対応できるほか、導入支援サービスや、「Redmine」の機能や使い方などを電話でサポートする「テクニカルサポートサービス」も提供される。

利用料金は次のとおりとなっている(すべて月額)

・共用サーバープラン:
<ベーシック> 1GB 1万円 <プレミアム> 10GB 3万円

・専用サーバープラン:
<エンタープライズ>10GB 6万円

SaaS型プロジェクト管理の利点として、必ずしも通年で契約する必要がないということである。大型商談受注時など、厳密なコスト管理と進捗管理を要する大規模プロジェクトの立ち上げ期間だけ利用し、小規模案件しかないときには、スタンドアロン型のプロジェクト管理ツールを使うといったメリハリが付けられる。

同社では、「Redmine」を業務にあわせて個別にカスタマイズしたい、プラグインを入れたいなどの要望にも対応するとしている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)