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ウェブマンガの掲載でサイト滞在時間の向上を図る「Web Analyst」の新サービス

ウェブ広告においては、いかにして訪問者のサイト滞在時間を長くするかが課題の一つといえる。通常のバナー広告では一瞬しか見ないユーザーも多いが、商品の特長をマンガで紹介するウェブマンガの掲載をすることによってサイト滞在時間を長くするサービスがアクセス解析ツール「Web Analyst」で採用された。

一般的なアクセス解析ツールは、1ページ目でサイトを離脱(直帰)した場合や離脱直前ページの滞在時間を測定することができないが、 Web Analyst では、サイトへ訪問した時点から離脱するまでの時間を計測できるため、より正確な訪問者の滞在時間を把握することができる。

また、Web Analyst では、「興味を持ってサイトを閲覧している」おおよその目安を「30秒以上」と定義し、サイトを「30秒以上」滞在している訪問者を成果とすることで、 興味関心のある訪問者に絞り込んだ、誘導元のキーワードやサイト傾向を知ることができる。

また、訪問数が多いのに、サイト滞在時間が極端に少ない場合は、サイトのコンテンツ内容やレイアウトなどに問題があると考えられ、サイト内の改善策に役立つ。

紙メディアでもウェブでもマンガの効果は絶大である。見てもらえる時間が圧倒的に長いのである。通常の広告では5秒で次のページに行ってしまうところが、マンガだと30秒~1分以上もサイト内に滞在してもらうことができる。

滞在率が低いことに悩んでいるサイトオーナーにとっては、非常に魅惑的なサービスと言えよう。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)