レッド・カーペットにてゴージャスなドレスを着こなし、美しく微笑む女性セレブというと、まず誰を思い浮かべるであろうか。5人挙げてと言われれば、恐らくアンジェリーナ・ジョリー（34）も含まれると思う。だが、ファッション誌『Vanity Fair』が行った今年度のベスト・ドレッサーWEB投票では、アンジーはついに選外の存在となってしまったようだ。

同誌が毎年行っている、その年もっともゴージャスで旬なセレブを選ぶ『Best Dressed Poll』というWEB投票。今年でなんと70周年を迎えるが、5月からリーダーの投票を募ってきた投票結果をいよいよ9月号で発表、大きな特集記事が組まれているという。

米国での発売を1週間後に控えた4日、同誌ウェブサイトでは、その投票結果だけを明かした。ずいぶんと新しい顔が並んだというが、なんと今年はアンジェリーナ・ジョリーが漏れているではないか。女性部門でのベスト・ドレッサーに選ばれた人々をご紹介すると…。

アストゥリアス王国のプリンセス・レティツィア
キアラ・クレメンテ
ペネロペ・クルス
キャシー・プレストン
アグネス・ガンド
アン・ハサウェイ
アリシア・キーズ
カタール王国のシェイカ・ムーザ王妃
ケリー・ライパ
リジー・ティシュ

以上である。なお男性部門ではティキ・バーバー、ダニエル・クレイグ、オバマ大統領、ブラッド・ピットらが選ばれており、ファースト・レディ部門では、ミシェル・オバマ大統領夫人とカーラ・ブルーニ・サルコジ仏大統領夫人が、仲良く（？）選ばれている。

ブランジェリーナは、せめてベスト・カップル部門ではいかがであろうか。2007年、2008年と選ばれていた二人であるが、残念ながら2009年はリストから漏れてしまった。

面白いところで、ホール・オヴ・フェイム（殿堂）部門では、往年の女優カトリーヌ・ドヌーヴに並び、レニー・ゼルウィガーが選ばれている。こうなると今後の投票の対象ではなくなってしまうから、まだイケると思っているであろうゼルウィガーにしてみれば、嬉しいやらつまらないやら…。

パリス・ヒルトンなし、ミーガン・フォックスなし、ジェニファー・アニストンなし…。ツウな人々が選ぶとこうなるのだろう。たまにはこういうベスト・ドレッサー・リストも面白い。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）