スイス人の綱渡りアーティストが、ドイツで最も高い山のケーブルカーのロープの上を渡る事にチャレンジする。標高348mの地点よりスタートし、世界記録更新を目指しているという。

「まだこういうシチュエーションは一度もチャレンジしたことが無いよ。」と、ドイツで最も高い山にあるケーブルカーのロープの上を渡る予定のスイス人綱渡りアーティストFreddy Nockは言う。Nockは1964年に曲芸一家に生まれ、11歳の頃より綱渡りをしている。また、彼は現在までに、綱渡りを始めとした数々の命知らずの曲芸の記録を破り続けているという。

今回Nockが挑戦するケーブルカーのロープの高さは地上348mからスタートし、ゴール予定地の高さはなんと2943メートルになる。Nockは、56%もある傾斜を約5cm幅のロープで渡るという。また、Nockは長い間この計画を温めており、やっとこのチャレンジを決行する許可を得たのだという。またこの挑戦はチャリティーの一環として行なわれる事になるという。
（TechinsightJapan編集部　新谷友海）