南アフリカのプレトリア近郊の高校で１８歳の少女が出産した。

少女はトイレで産気づき、生徒からの知らせによって事情を知った女性教諭が介助をして出産を行った。その後、救急車で母子共に病院へ搬送された。校長によると、女生徒の容態はわからないが、赤ちゃんは健康だったそうだ。
この高校は、妊娠する女子高生がかなり多いそうで、学校側から親に生徒の管理体制をきつく指導しているそうだが、結果は芳しくないようだ。

学校側としてはお腹の大きな女子高生が学校に来ることには難色を示しているが、法の規制がないので特別な措置は取れないそうだ。

南アフリカの高校は通常２時過ぎには授業が終了、共働きの親が帰ってくるまで子供は何をしてもかまわない状態というのが現状。性行為だけでなく麻薬に手を出す高校生が後を絶たないのも、こういった現状が一因となっている。
（TechinsightJapan編集部　近藤仁美）